#2020-working | 【2020年の自分へ】−「働く」をデザインする時代に向けた若き有識者による緊急提言−

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12月14日にニコニコ生放送でホリエモン、堀潤さん、猪子さんらが、
六本木に集まり、若者の働き方についての熱く語り合いました。

そこで話された内容にはこれからの日本を担う若者に向けて、
多くの大切なメッセージや考え方が提示されていました。

今回はそこで議論された「仕事論」について特に印象的だった議題を紹介します。

#2020work 堀江貴文、城繁幸、仲暁子…そしてYOSHIKIも出演!「2020年の働く」を本気で考えるより)

下積み原理主義に陥るな

第1部のパネルディスカッションでは、
「会社を止めて独立をすることはどうなのか?」
という議題で大変盛り上がりを見せました。

木暮さん:独立してみたら大したことがないと気づいた。やってみたら大したことがなかった。ただ、誰もがそういう状態かというと、まだまだ君は早いよね、という人は確かにいる。なんとなく独立をしてしまうと、何をやったらいいかわからない。それではいけないと思う。何を商売にして何を売るのか、というラインが必要ではないか。

堀江さん:ホントに必要ですか、それ。なんで会社にいないと見つからないんですか。

木暮さん:収入源が断たれてしまうじゃないですか。

堀江さん:バイトでもすればいいんじゃないですか?収入が大事なんですか?

木暮さん:追い込まれたらよくないじゃないですか。

堀江さん:追い込まれたらよくないんですかね?堀さん、今シェアハウスなんですよね。家賃いくらですか?

堀さん:5万円です。

堀江さん:独立後すぐは大変そうでしたもん。半年後は売れっ子じゃないですか。

城さん:すぐにNHKやめていたらうまく行っていないと思いますけど。

堀江さん:
それは下積み原理主義ですよ。よく寿司屋とかでも10年やんないとダメだとかいうけど、東南アジアとかに輸出している人いるじゃないですか。彼ら修行してないじゃないですか。

下積みをまったく否定するわけじゃないんですが、みんな下積みが必要だと思い込んでますよね。だから言っているところもあります。

堀さん:改めて、アドバイスのようなものはありますか?

堀江さん:後先考えずに飛び出せと。よるヒルズにいって、Liver邸に行けばいいんですよ。駆け込み寺みたいなところがあるんですから。

堀江さんは会社で働く事については否定派で、
木暮さん、城さんは肯定派でどちらかと言うと慎重なタイプですね。

もちろんどちらが正解とは言いませんが、個人の考えとしては、
堀江さんのようにチャレンジャー精神を持つ考え方の方がいいなと思います。

下積みをするのも大事ですが、そのプロセスにこだわりすぎて、
結果的に自分がやりたい事ができなくなったら本末転倒ですよね。

どんどん自分から挑戦して行くことで自分も成長できると思います。

数字だけでは現場の事は分からない。

第2部のパネルディスカッションでは、「女性の活躍」をテーマに、
パネルディスカッションが行われました。

その中で日本はメディアが数字ばかりを報道していて、
現場の実態が見えていないとの指摘がありました。

堀さん:コメントを見ると…。実際ワーキングプアの人たちがいる、格差がある、非正規雇用が増えている。こういう社会的な背景を踏まえて、働く、企業の働き方、どんなアイデアがありますか?

林さん:
これに対する解決は思い付かないけれど、数字のリアリティはどうなのか、というのは思います。ついこの間限界集落について勉強したんですよ。日本の農村の状況は数字で見ると苦しいことになっている。

しかし、熊本大学の先生が「お前ら本当に農村来たことあるのか?」と詰問した。しかし、見える数字だけで「限界集落」を造り上げてしまうと、現状を正確に把握できない。収入100万円でも生き生き働いている人もいる。

堀さん:
メディアの人間からすると…ぼくも5年間過疎地域の近くで働いていた。地域の生き残りをかけた限界集落と、そうでない限界集落とは違います。まったく食えない、という話ではなかったりする。

一方で、都市部の見えない貧困は大きな問題だと思う。働いても働いても食えない、これが200万円以下。そういう格差にあえいでいるのは、男性だけでなく、シングルマザーなどの女性なのではないか、ということは感じる。

堀さん:メディアが伝えるときは誤った印象があるが、この数字に関しては厳しい現実を表していることも確かだと思う。そのような話の流れで、どんなアイデアがありますか?

小林さん:流動性の低さがすべての悪いことの原因のようにも見える。「10年に1度必ず転職しないといけない」みたいな法律を作るでもしないかぎり、日本じゅうが沈んでいくんじゃないか、という危機感がある。

横田さん:仕組みから変えないと何も変わらない。それぞれが個々で頑張っても仕方がない。中小企業庁が主婦の方々にインターンシップをさせよう、というプログラムをやっている。20代の頃にどんな仕事をしているか、で復帰の難易度が変わってくるように見える。例外はあるが、実力が付いてきていない。自分は20代で働いてきた本当にラッキーだった、とよく感じる。

林さん:
特に女性は、20代のうちにキャリアを積むというのは賛成します。出産があります。30代で子どもを産んで、1年後に復帰するのは3割満たない。フルタイムに戻る人はほとんどいない。産後はアルバイトで復帰している。

林さん:20代でもう一度キャリアに戻れる実績を積んでおけば、パート以外の可能性が広がるのではないかな、と思う。

堀さん:復帰できない壁として「小一の壁」がありますよね。色々変えないといけないことがありますよね。

ワーキングプアにしても、産後の女性にしても、
仕事の現場に戻って行く事は中々難しい。

それに対して下から仕組みを変えていこうとする動きにはすごく共感できます。
女性と男性では問題の捉え方や視点が異なるとも言われているので、
そのように女性ならではの、問題発見から世の中が良くなるといいなと思います。

前の世代が持っていないスキルを身につける

第3部のセッションでは「働き方」について議論が交わされました。
その中でも猪子さんのおっしゃっている言葉は、
心に刺さる方も多いのではないかと思います。

猪子さん:
やりたいことなんか見つかりませんよ。スキルを付けたら、そのうちに社会から求められていくようになって、やりたいことが見つかる。若い子に最新のスキルを教えれば、大人から「やってよ!」といわれる。たとえば…なんだろうなぁ、思い付かないや。

…うちの会社だとUnityとか使っている子がいると「いやー、Unityできんの!?」となる。彼がUnityが好きかは知らないけど、なんかつくったら褒められる。いきなり一番ですよ。Unityできる人が前の世代にないから。褒められるから、そのうちそれが好きになっていって、もっとスキル付けよう、といういい循環になる。

夢を教育によって見つけるというのではなく、単純に、必要とされるものを身につければいいんです。

本当はもっと学校が前の世代ができないようなスキルを身につけさせてあげればいいのに、古い世代のスキルを身につけて、古い世代と同じようになろうとしている。なんだお前そのプレゼン下手だなぁ、とオッサンにいわれてまた頑張る、とか。

形から入ることに抵抗がある人もいると思いますが、
そうやって先にスキルを身につける事で気付く事も多いと思います。
人間やってみなければ何が得意なのかも分からないです。

特にスキルは日々、時代の流れの中でアップデートが繰り返されています。
やりたい事が見つからなくても、新しいスキルを学び、
そこで他人から必要とされればやりたい事も見えてきます。

まずは分からなくてもいいからやってみる事。

猪子さんの言葉は一見軽そうで、本質を突いたとてもいい言葉だと思います。

2020年の日本がどのようになっているのかも、
その時に自分たちが何をして働いているのかも誰にも分かりません。

ただこのように色々な人の考えや視点を取り入れながら、
次の自分のアクションを見つけて行く事はとても有意義な事です。

2020年に日本の若者がたくさん活躍する為にも、
情報に敏感になり、積極的に行動を繰り返して行きましょう。