twitter,facebook,LINE,YouTubeも使えない。中国におけるネット規制の現状とは?

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昨年の8月、留学のため上海へ行きました。
その際に困ったことは中国におけるネット規制でした。

日本では普通に使っていても、中国で使えないサイトはたくさんあります。
いったい中国のネット事情とはいかなるものなのか?
ここでは日本人がよく使うサイト事情についてお話したいと思います。

LINEが使えない!

LINEの日本での普及率はとても高く、20代では80%の人がLINEを利用しているそうです。
しかし、中国ではこのLINEは使用できません。
その代わりに中国人が利用しているのは「微信Wechat(wei xin)」と呼ばれるアプリです。
実際に私も現地の中国人と連絡を取る際に利用していますが、文字、音声、グループチャット、またタイムライン機能もあり、LINEととてもよく似ています。

しかし、LINEと決定的に違う点もあります。
留学の時の話です。
タクシーに乗ろうとして手をあげましたが、タクシーはなかなか止まってくれず素通り。
なのに、私の後ろに立っていた人が乗ろうとしているではありませんか!
現地の友達にこの話をしたところ、「この人はおそらくWechatでタクシーを呼んでいたのではないか?」ということです。

なんとWechatではタクシー予約機能もついているのです。
タクシーがかなり発達している中国において、この機能は大変重宝されています。
またお財布機能、お年玉機能、電話代支払い、寄付・募金、映画チケットの購入ができたりと、Wechatは中国人の生活の中心に入り込んでいます。

Twitter、Facebookが使えない!

旅行や留学のとき、Twitter、Facebookで現地のことについてつぶやきたい…!
と思っても中国では使用することができません。

中国で普及しているのは中国版Twitterと呼ばれる「微博(weibo)」です。
機能としてはTwitter、Facebookとほぼ同じです。
中国での普及率が高いだけではなく、最近は中国に進出している、またこれから進出したいと考えている企業や芸能人もアカウントを作っているそうです。

YouTubeが見れない!

中国ではYouTubeを見ることはできません。その代わり中国では「优酷(youku)」と呼ばれる動画サイトが普及しています。日本のドラマやアニメが不法にアップロードされており、皮肉にも中国人が日本のドラマ、アニメという日本文化に出会う場にもなってしまっています。

他にはGoogleやアメブロ、ニコニコ動画、InstagramまたDropbox等のクラウドも使用できません。
中国で見れないサイトはこれら以外にもまだまだ存在しています。

なぜ中国はこのような規制をするのでしょうか?
それは政府に批判的な意見が蔓延するのを監視、抑圧して防止するためだと言われています。

中国に行く際にはネット事情を頭に入れておき、日本との連絡手段を考えておきましょう。
また、これを機に中国独自のサイトに登録をし、新しいコミュニティを増やすのもいいかもしれませんね!

ABOUTこの記事をかいた人

依田有里佳

東京女子大学 現代教養学部 国際社会学科 国際関係専攻3年 アジア、特に中国、台湾が大好き!台湾に5年滞在した経験があります。 大学では中国、台湾について研究。2015年9月より上海へ留学。 夢は、「伝える力で明るい東アジア」を作ること! 趣味は海外ドラマ、アニメ観賞。 facebook→https://www.facebook.com/yurika.yods