【地方で強まる学生団体の波vol.2】地方学生に伝えたい。地方と東京の学生団体の違いとは

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近年、学生団体の文化は日本各地に広がり、地域ごとの色も様々で、学生が社会を動かせる日も近いのではないかと感じています。
学生団体の文化が、いつどこで起こったのかは定かではないですが、今の日本で学生団体の動きが一番活発なのはやはり首都・東京でしょう。
そこで、今回は地方と東京の学生団体にはどんな違いがあるのかを僕なりの目線で書いてみます。

“数”で見る違い

まず始めに述べておきたいのが、地方と東京の学生団体、どちらが優れているのかを言いたいわけではありません。
どちらにも良い部分、悪い部分があると思います。

僕は地方の学生団体で活動していて、約2年前に初めて東京を訪れました。
そこでまず衝撃を受けたのが、東京で活動している学生団体の数の多さです。
数えきれないほどの学生団体の数に圧倒されたのを今でも覚えています。

地方では、学生団体同士の繋がりは一人でも把握できました。
しかし、東京は学生団体の数が多すぎて、全てを把握するなんてとても難しいことです。
そもそも、全てを把握しようなんて人はいないのかもしれませんが。
東京の学生団体はジャンルも細かく分かれている印象です。
一方で地方になると、ジャンル分けもざっくりとしています。

もちろん東京と地方では人口があまりにも違うので、一概に数で比較することはできません。
しかし、同じイベントを東京と地方でするのとでは、人数が多い東京のイベントの方が盛り上がって見えてしまいます。

かえって、地方は活動している学生数がさほど多くないので、活動している学生同士はすぐに繋がります。
その繋がりを次の活動に活かしたり、お互いに手を取り合って自分たちの地域を盛り上げようとする姿勢が見れるのは地方ならではでしょう。

“環境”で見る違い

東京の学生団体は自分たちの置かれた環境をうまく利用できていると感じています。
その環境とは、周りにたくさんの企業がいるということです。
大企業の多くは東京に本社を構えており、東京の学生団体は、企業に協賛営業やタイアップの依頼をしやすい環境にいます。
地方の学生団体にも企業との関わりはありますが、大企業に所属する人に会いやすいという面では、東京に勝る地域はないでしょう。
地方の学生団体は、協賛を出せるような企業探しから苦労していたり、かなり必死な思いで営業活動を行っている団体が多くいます。

ただ、地方は企業数が多くない分、企業と学生団体の心理的な距離感は近いように感じます。
この点については、地方で学生団体をやるメリットかもしれません。

“組織構成”で見る違い

東京の学生団体は人数が多く、組織が巨大化した例が多く見られます。
そのような学生団体は縦割りの組織を作る、または大学ごとに支部を作って組織を分散化するなどの対策をして、団体運営を円滑に進めています。
また、東京でスタートした団体の地域支部が、関西支部や九州支部といったように、地方に流れてくることも少なくありません。
逆を言えば、地方スタートで東京に支部を持つ団体は少ないのではないでしょうか。

また、地方の学生団体は組織が巨大化することが少ないため、大学毎に支部を持つ必要もなく、組織構成も代表、副代表の役割だけが明確で、メンバーそれぞれの役割は明確化されてない団体も数多く見受けられます。

個人的な意見ですが、組織運営に関しては支部形式にするよりは、より少ない人数でコミュニケーションを多く取ったほうがいいと思っています。
ただ縦割りの組織構成であったり、支部形式の組織を運営できる人材がいる東京の学生団体も魅力的ですね。

僕の主観が多く含まれていますが、地方と東京の学生団体の違いを書いてみました。
僕の経験談ですので、「地方=福岡・九州」になりがちかもしれませんが、多くのことは他の地域にも当てはまるのではないでしょうか。
地方は地方のメリットを活かし、東京は東京でしかできないことをする。
そのコラボレーションがいつか実現していけば、学生団体の未来は明るいと僕は感じています。