業界が定まっていない大学3年生向け、2017卒サマーインターンの選び方

2017卒の学生のみなさんは、サマーインターンでどこにエントリーするか決まりましたか?
もうすでに卒業後の進路を固めている学生も、まだどんな業界に進みたいか決まっていない学生も多いと思います。

業界が定まっている学生は、その中から特に志望度の高い企業や、興味のあるインターンを選択するかと思います。
定まっていない学生は「なにを基準に決めればいいか」で悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は業界が定まっていない学生向けに、『目的・期間』という二つの観点からの選び方をご紹介します。
まだエントリーをしていなくてどのようなインターンに応募するかで悩んでいる学生のみなさんはぜひ参考にしてくださいね!

『何のためにインターンをするのか』ー目的で選ぶ

これまでのインターンに関する記事でも何回か触れている通り、学生にとってインターンに参加する目的はいくつかあります。
特に大きく分けると以下の四つになるかと思います。

①卒業前に社会経験を積むことができる
②社会人との接点ができる
③就活の練習(ESや面接など)
④実践的なスキルを身に付けたい

①卒業前に社会経験を積むことができる

最も多いのがこの理由だと思います。
インターンには様々な内容があります。
「社会経験」というとやや漠然な気もしますが、私が思う社会経験とは「様々な人と関わる中で苦労をして、辛い出来事をいかに自ら考えて乗り越えるか」だと思います。
少々長くなりましたが、要するに「辛いことを自分で乗り越えること」です。
もちろん人によって様々なのであくまで参考にですが。

そう考えると、少しでも多くの仕事を任せてもらったり、社会人と同じように扱ってもらうインターンの方が間違いなく社会経験になるはずです。
マイナビやリクナビをはじめとしたサイトにはあらゆるインターン情報があります。
社会経験を第一の目的とする場合は、「面白そう・楽しそう」という感情は捨て、多くのインターン情報の中から「どれほど自分自身が仕事に関わることのできるインターンなのか」ということを重視すると良いでしょう。

②社会人との接点ができる

これまで学外の活動に積極的に参加してこなかった学生と、積極的に外に飛び出していった学生の間で最も差がつきやすいのがこの点です。
要するに社会人慣れしているかしないかが大きな鍵となるのです。

面接で世界一周とか、ビジコンとか、薄っぺらい」 はあちゅう氏が語る、”なんちゃってすごい人”の特徴』(世界をログするメディア logmi さんから)

上記は元電通社員で現在は作家・ブロガーとしてネット上を日々騒がせるほど影響力を持つはあちゅうさんの記事です。

記事の中で書かれていることはあくまではあちゅうさんの主観であり、これが絶対な訳ではありませんが社会人慣れしているかいないかは面接を中心として差がつく最大の要素の一つであることは間違い無いでしょう。

どんなアルバイトでも社会人と関わると思いますが、ほとんどの場合、そこには社員とバイトという壁が存在します。
社会人は学生を「アルバイト」という見方で見ているため、面接などで社会人と対等に話せるレベルまで慣れるのは厳しい面があります。

その点インターンでは、実際に企業に赴いて社員の一部として経験を積むことになります。
そのため社会人との接点を持つことを期待する学生は、1dayなどではなく少しでも長い期間のインターンに応募するといいでしょう。

③就活の練習(ESや面接など)

こちらは二次的な目的になるため、他の目的とは性質がやや異なります。
というのも、インターンにおいて就活の練習は応募の段階ですることになるからです。
インターンが始まってからESや面接の練習はほぼありません。

したがって、「就活の練習をしたい!」と考えている学生のみなさんは一つでも多くのインターンに応募して練習量を多くするのが得策です。
どのインターンに応募するかは、他の三項目や、次に続く「業界・期間」という点から選ぶと良いでしょう。

④実践的なスキルを身に付けたい

この目的の場合は、ズバリ中期〜長期インターンをお勧めします。
多くのインターンは1日から2週間の間で実施されます。

正直なところ、インターンの実施期間と得られるものは比例します。
1日では1日分のことしか得られませんし、2週間なら2週間分のことしか得られません。
当たり前の話ですね。

もしインターンをやるからには社会に出てから使えるスキルや知識を得たい!という場合は数ヶ月から1年規模の長期インターンをしたほうがいいでしょう。
このようなインターンを実施しているのはベンチャーがほとんどのためマイナビやリクナビよりもWantedlyというサービスを利用することをお勧めします。

学生の内に経験しないことでも社会人になった途端当たり前になることなんてざらにあります。
「議事録の書き方・日報の書き方・電話の掛け方・メールの打ち方…」など枚挙にいとまがありません。
議事録は書いたことある、メールなんてアルバイトでしょっちゅう送っていると思うかもしれませんが、社会で通用するレベルと学生が経験するものでは大きな差があります。

僕自身3ヶ月という必ずしも長いとは言えませんが中期のインターンで身にしみるほど思い知らされました。
議事録だけで怒られるなんてざらですし、メールの些細な部分を指摘されっぱなしでした。

それはやはり長い間実施していたことで得られた体験ですし、最初の1ヶ月では重要な仕事はなかったため短期のインターンで得られるスキルなんてあまりないのかなと思ってしまうほどです。

『このくらいの期間でインターンを経験したい!』ー期間で選ぶ

目的別でも書きましたが、インターンの期間は大きく分けると以下の三つの区分がほとんどだと思います。

①1日〜1週間
②1週間〜1ヶ月
③数ヶ月〜1年

①1日〜1週間

大手はほとんどこの期間に含まれるかと思います。
イメージとして社会科見学のような感じでしょう。
実際にどのような職場で、どのような社員が、どのように働いているのかを目の当たりにすることができます。
他には他の参加者とグループワークをしたり、業務内容に即した課題解決をお題にアイディア出しを行うことも多くあります。

会社の雰囲気というのは入社してからかなり重要になります。
入社してから雰囲気が合わない…というミスマッチを防ぐためにも有効に使えますね。
短期間のインターンなら、余力が残っていると思うので複数社に応募して様々な企業を覗いてみるにもいいですね。

②1週間〜1ヶ月

一部の大手と中小企業が含まれる場合が多いです。
イメージとしては職場体験でしょうか。

実際に業務の一部を担当することも多くあります。
1日〜1週間のインターンでは、インターンのために企業が準備したコンテンツを参加者がこなす場合がほとんどです。
一方1ヶ月近くのインターンにもなれば、実践的な業務は難しくても基本的なものを体験させてくれる場合があります。

③数ヶ月〜1年

ベンチャーの多くが実施しているのが長期のインターンになります。
短期の契約社員をイメージしてもらうと分かりやすいでしょうか。

長期インターンでは、学生としてではなく一人の人間としてみなされます。
そのため「学生だから…」といった言い訳は通用しません。
責任の伴う仕事を与えられ、それを完遂することが試されます。

3年生というと時間的な制約があるため始めるのは難しいかもしれません。
しかし過酷な分最も経験を積めるのが長期インターンなので、本気で経験を積みたい・スキルを習得したいという学生のみなさんはぜひトライしてみてくださいね。

期間別の方はどちらかというと選ぶ基準というよりは期間ごとの紹介になってしまいましたが、いかがでしたか?
貴重な夏休みという期間をつぎ込むわけですから、妥協したり特に何も考えずに申し込んだのでは非常にもったいないです。

自分が何を目的にインターンに参加するのか、どれくらい熱意があるのかということに対して向き合って、のちのち後悔しないインターンを選択してくださいね!

ABOUTこの記事をかいた人

柳田哲

やなごん。 将来の夢は日本と中東の架け橋になること。 アラビア語・イスラームについて勉強していて中東をおもに放浪してます。 家系図作成もしていて、先祖を400年辿ることに成功しました。