社会で存在意義を見いだすプラットフォームを作りたい。体験型教育を行う村づくり

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名前:臼井弘介さん
大学:明治大学4年
所属:Hashu
Facebook:https://www.facebook.com/kousuke.usui

千葉県君津市にある君津大鷲の森で村づくりを行い、その場所で学生向けの体験型教育を行おうとしているHashuの学生統括を務める臼井さん。
元々学生団体キッカケの代表でもあり、その経験を活かして、村づくりを始めた。

強い想いを持ってメンバーを引っぱり、体験型教育のプラットフォームづくりを目指している。その想いと取り組みについて伺ってきた。

体験型教育を通して、自分の存在意義に気付いてもらいたい

ー現在の活動の目的はどんなところにあるのでしょうか?

今、自分が学生統括として活動している団体「Hashu」では、千葉県君津市にある君津大鷲の森で、学生の体験型教育ができる村を作っています。

社会において自分の存在意義を見いだしている人は、みんな志や使命感をもって活動をしています。
でも最近の学生団体の活動を始めとして、社会問題に興味を持つ学生の多くは、所属する団体の中で代表になることを目標にしたり、就活目的の活動になってしまっていて、意味のある活動をできていないことが多いんです。

だからHashuでは村づくりを通して体験型教育を行い、その経験から自分の存在意義に気付けるようなプラットフォームづくりを行っています。

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Hashu村という理想郷で自利利他を実現する

ーHashuの名前の由来について教えて下さい。

“Hashu”という名前には3つの想いと意味が込められています。

  • 「Hashu=播種」
  • 地面にある種が発芽するように、体験型教育を通して学生が社会に飛び出していって欲しいという想い。

  • 「Hashu≒Hash」
  • 英単語で、古いものを新しく作り替えると言う意味。

  • 「自利利他」
  • 自分の作った造語で”自分の利益になっていることがそのまま他人の利益になる瞬間”

この3つの意味と想いを実現するのがHashu村であり、それは自分がずっと作りたいと思っていた理想郷です。
Hashu村では体力的にも精神的にも厳しい環境におかれることで、どこか表面的になりがちな人間関係を崩し、誰もが本音で語り合えるような場所を実現しようとしています。

村づくりから体験型教育を始める

ー具体的な活動内容について伺ってもいいでしょうか。

今年の2月に耕作放棄地だった場所をダンプカーで更地にするところから村づくりを始めて、この夏には村の拠点となる家を作りました。
家づくりもメンバーだけで行うのではなく、それ自体を一つの体験型教育のプログラムとして参加者を募り、メンバーを含む10数名で家づくりに取り組みました。

村づくりは環境を整えるだけでなく、それを継続的に運営していくために企業に協賛をお願いしたり、国に助成金の申請やイベントの開催など、幅広く事業を展開する必要があります。

今はそれらのことをメンバー6名体制で、東京と千葉の往復を繰り返しながら行う毎日です。

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2016年3月までに村の形を整える

ー今後の展望を教えて下さい。

今後は2016年3月までに村に水をひいて、人が住める場所を作ることを目指しています。
今も医農野菜を作ったり、村の周りにあるタケノコを食べて暮らすこともできますが、まだまだ村の中で全てのことが循環できる仕組みはできていないので、家、水、人の3つのことに絞って村の基盤を整えたいと思います。

それに併せて、運営体制に関しても人数を増やして、村の運営が一つの事業として回っていくような形にしていく予定です。

そのように村の基盤や村の運営体制を整えながら、村の核となる体験型教育の形、心技体全てを一つの場所で学べるプラットフォームを徐々に実現していきたいと思います。

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編集後記

教育の分野で活躍する学生の多くはイベント運営を行っている学生が多く、どこか実体験よりも知識としての学びが多くなりがちです。
でもそれをお金も人脈も無い一人の学生が、一つの事業として村を立ち上げ、そこで体験型教育を実現しようとするその強い想いに触れることは非常に面白い取り組みだと思いました。

今後面白い村を作り、もっと世の中に臼井さん達Hashuの活動が広がっていくことを応援したいと思います。