選考解禁が6月に前倒しに! 就活生はスケジュールに振り回されるな!


こんにちは、ライターの柳田です。
10月半ばに発表された就活時期変動のニュース、学生の皆さんがもちろん目は通していますよね?

そう、昨年度から後ろ倒しになった就活時期が2017卒にまた変わることになったのです。
選考開始が6月になったので、昨年度と比べると前倒しということになりました。
そこで今回は、昨年度の問題点をおさらいした上で、前倒しについて心がけておきたいことをご紹介します!

守る企業はほとんどいなかった!就活の後ろ倒し

2016卒にとって最大の問題点だったのはこれですね。
日本経済団体連合会(通称:経団連)によって発表された2016卒向けの就活スケジュールでは以下のように定められていました。

・会社説明会の解禁を3月に。
・採用選考の解禁を8月に。
・内定解禁を10月に。

それぞれ、上記は2016卒以前と比べると3か月の後ろ倒し。
下記は、4か月の後ろ倒しとなりました。

しかし現実は異なりました。
変更後のスケジュールでは採用しにくいと考えた多くの企業では、このスケジュールを守らずに「水面下」で採用を行いました。
インターンに参加した学生などに対して公式なものではないにしろ極秘に内定を出すケースなどが多かったようです。

就活後ろ倒しにに対する企業からの反応もマイナスなものが目立ちます。

・「倫理憲章」改定により、告知解禁・選考解禁日を遅らせたのは、逆に選考長期化を招き、大失敗だった。(通信、大手)

・昨年までのスケジュールが望ましい。(輸送機器・自動車、大手)

・学生はすぐに変更しても対応できると思われる。
企業もある程度対応可能。
今すぐにでも昨年度のスケジュールに戻して行うようにすべきだと感じる。(食品、大手)

・4年生になってからの4月1日からにしたほうが、意識的にも良いと思う。
時期をずらしても強制力もなく意味が無いと思う。
(輸送機器・自動車、中堅)

・政府が介入せず、企業の自由に任せた方がよい(以前のように)、と思います。
(旅行・ホテル、中堅)

・今年度の経団連の採用条件の変更は、「愚の骨頂」。
学生側の就職活動期間は、長くなるし、会社側の採用活動も長期でかつ内定者の承諾に、精力を使うは、まったく机上の空論・暴論を根拠とした、浅薄な判断であった。
来年度は、以前の状態に戻すべし。(情報処理・ソフトウェア、中小)

・2015年新卒採用以前の採用スケジュールに戻るべきだと思います。
2016年のスケジュールを続けた場合、中小企業や不人気業界のハンディと経費労力負担は非常に大きいのが現実です。
(運輸・倉庫・輸送、中小)
(引用元:10月1日に内定式を実施した企業の割合は45%

学生にとっても大きな弊害をもたらした

従来の考えでは、学業にも専念するという大義名分のもと就活の後ろ倒しが実施されました。
しかし結果的に後ろ倒しは就活の長期化をもたらすことになりました。

現に身の回りにも、卒論が十分に進んでいないという学生が多く見られます。
また、8月に選考解禁ということで真夏の中スーツを着ることがかなりストレスになっていたようですね。

学業の面、就活の面でも大きな課題を残す結果となってしまいました。
そもそも2014年に就活の後ろ倒しが決まった段階でマイナビが1250人を対象に行ったアンケートでは半数以上となる50,8%の学生が新スケジュールが不利になると捉えており、有利になると答えたのは7,9%とごくわずかな割合でした。
(残りはどちらとも言えないという回答)

このように実施前から不安の声が上がっていましたが、現実のものになってしまいました。

新スケジュールで何が変わる?

この点については既にニュースで目にしたという学生も多いと思いますがおさらいしておきましょう。
スケジュールが変わった点は「採用選考」の1点だけとなります。

したがって、2017卒のスケジュールは以下の通りです。

・企業説明会の解禁は3月。
・採用選考の解禁は6月。
・内定解禁は10月。

2016卒の就活と比べると採用選考が2ヶ月早くなります。

このスケジュールになった理由としては、4,5月だと説明会から選考までの時間が短く、7月は大学の試験期間と重なるということが挙げられました。

スケジュールに振り回されるな!学生にとって必要なのは就活に対する意欲!

このように2016卒、2017卒の学生にとってはまるで実験台のようにスケジュールに振り回されるかのような変動が生じます。
しかし注意したいのは「就活に対する意欲」です。

スケジュールがどのようになろうと、学生によっては1年生の段階から就活に向けて動き出している人もいます。
反対に、スケジュールがどのように変わろうと動かない学生は存在します。

スケジュールに合わせて動くのではなく、どのようなスケジュールにも対応できるように早い段階での準備が何より必要なのです。
特に1,2年生のみなさんには時間がまだたっぷりと残されています。

早く動き出して損をすることはまずありません。
興味のある企業について調べたり、ごくたまにでも構わないので気になるイベントに出席するだけでも後々のための貯金となります。
現3年生の学生も今からでも取り組むことのできることは沢山あるはずです。

最終的に「スケジュールのせいで上手くいかなかった」というように責任転嫁するようなことだけは避けるようにしましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

柳田哲

やなごん。 将来の夢は日本と中東の架け橋になること。 アラビア語・イスラームについて勉強していて中東をおもに放浪してます。 家系図作成もしていて、先祖を400年辿ることに成功しました。