5段階のリーダーシップから考える、組織の成長と求められるリーダー像とは?

leadership

リーダーといっても色々なタイプのリーダーがいます。

・自分で動いて周りを引っ張るタイプ
・組織全体のビジョンを示して指示を出すタイプ

どちらも正しいリーダーです。

ただ、組織の成長において求められるリーダー像は変わります。
指示を出すのではなく、自分自身で動くリーダーが求められることもあり、
決してどういったリーダーが正解か共通した答えなど無く、組織によって答えは変わります。

今回は、名著『ビジョナリー・カンパニー2-飛躍の法則』から「第5水準のリーダーシップ」をもとに、
組織の段階においてどういったリーダーシップが求められるのか考えていきたいと思います。

第5水準のリーダーシップとは

『ビジョナリー・カンパニー2-飛躍の法則』では、経営者の特性を以下のように分けています。

■第1水準:有能な個人
  才能、知識、スキル、勤勉さによって生産的な仕事をする。

■第2水準:組織に寄与する個人
 組織目標の達成のために自分の能力を発揮し、組織の中で他の人たちとうまく協力する。

■第3水準:有能な管理者
 人と資源を組織化し、決められた目標を効率的に効果的に追求する。

■第4水準:有能な経営者
 明確で説得力のあるビジョンへの支持と、ビジョンの実現に向けた努力を生み出し、
 これまでより高い水準の業績を達成するように組織に刺激を与える。

■第5水準:第5水準の経営者
 個人としての謙虚さと職業人としてのとことんやり抜く野心の強さという
 矛盾した性格の組み合わせによって、偉大さを持続できる企業を作り上げる。

これが第5水準のリーダーシップから考える、
著者ジム・コリンズのリーダーシップの階層の考察になります。

組織の成長と求められるリーダーシップは変化する

組織の成長のフェーズに関しては、下記の記事を参照してみてください。
「組織のライフサイクルから考える学生団体の在り方」

この記事における組織のフェーズから考えたときに、
組織の成長と求められるリーダーシップは関連付けがしやすくなります。

具体的には”創業者中心”の第1フェーズでは、
第1水準の「有能な個人」としてのリーダーが求められるはずです。
その後の”共同体形成”の第2フェーズでは、
次の第2水準である「組織に寄与する個人」としてのリーダーの相性があうでしょう。

組織の成長のフェーズにおいて、求められるリーダーシップが変わりますが、
そのフェーズに適したリーダーシップを持った人材をリーダーにできるかどうかが、
組織の成長のカギとなるはずです。

第5水準のリーダーは学生団体に存在するのか

最後に、学生団体におけるリーダーシップについて考えてみたいと思います。
やはり学生団体のなかでは、第1水準や第4水準のいわゆるリーダーっぽいリーダーが目立ちます。

また、それらが正しいリーダー像として持つ人が多く、
引継ぎでもそのリーダー像が正しいという認識を持たれてしまいがちです。

今回のブログで伝えたいことは、リーダーシップにも様々なタイプがあるということです。

そして、組織を飛躍的に成長させることができるのは、
決して目立つようなリーダーだけではないということです。

確かに存在自体は目立たないかもしれません。

しかし、大事なのはリーダーが目立つことではなく、組織が目立ち、活動が評価されることです。

もし自分がリーダーだとしたら、組織においてどの水準のリーダーであるべきか考えてみてください。

自分がどの水準のリーダーか考えることで、自分がどう動けばいいか指針が立てやすくなるはずです。
自分にあったリーダー像をしっかり持って、組織を成功へと導いていってください。

今回引用させていただいた著書はこちら。
とても素晴らしい内容なので興味あるかたはぜひ。

ビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則