全員がニートで、全員が取締役。NEET株式会社ってどう思いますか?

「全員がニートで、全員が取締役。NEET株式会社(仮称)」って知っていますか?

日本全国のニート(NEET)が集まり、全員が取締役に就任、つまり雇用されない事業主となって、既成概念や常識に一切縛られない自由で新しい事業主集団(株式会社)をつくります。そして、様々なワークショップや実践的な事業トライアルを通じて理想のビジネススタイルやワークスタイルを模索・追求していくプロジェクトです。

一時期このプロジェクトが話題になり、全国のニートから応募があったそうで、
今月に「説明会」「キックオフMTG」などが始まり、9月には登記されるようです。

実際にエントリーした方のコメントがあったので、
そのコメントを紹介するとともに、会社の在り方について考えてみたいと思います。
以下、エントリーした方のコメントです。

生活のためだけでない仕事がしたい。今後は与えられた仕事を探すのみではなく、自分で仕事を生みだしていかなくてはならないと切に感じている。しかし、個人の力では壁も多く、それを支える場所ができればと思う。

自分で仕事のペースやリズムを築ける環境が大切。1人1人が自分の強みを伸ばし活かしていくことで、それぞれの弱点を補う。それが一人一人の理想の働き方の実現に繋がれば最高だと思う。

そもそもニートとは働く方向へ行ってはいけない。しかし、ある時に、「自分は働いていたのだ」と気づける、そうしう仕事をしたいです。

すごそうに見えるけど普通の会社と変わらない?

でも、これって普通の会社や仕事と同じで、当たり前なことだと思います。

「生活のためだけでない仕事」をしている人、
もしくはしたいと思っている人は十分にいますし、それを実現するために会社はあると思います。

会社だからと言って自分の個性が活きないことはなく、
組織があるからこそ個性や強みを活かして成果が出せる人のほうが多い気がします。
(自分1人で毎月数十万稼ぐスキルやマインドを持っていますか?)

ただ、それでもNEET株式会社にエントリーがあり、注目を浴びていることの1つとしては、
今の日本の企業が組織としてやるべき当たり前のことが出来ていないからかもしれませんね。

仕組みは合同会社に近い

ただ普通の会社と違う点としては、「全員が取締役になれる機会がある」ということ。
普通の会社じゃ取締役には簡単にはなれないし、上司の指示に従うのが基本ですよね。

そういった仕組みは普通の会社ではないと思うのですが、
この仕組み自体は合同会社といった形ですでに存在していると思います。

「アップル、エクソンモービルなど大手も続々 脱・株式会社?「合同会社」急増中」(R25)
「Apple、アップルジャパン株式会社を解散し、Apple Japan合同会社と合併(改組)」(exciteニュース)

私はそこまで会社設立に詳しくはないため、これ以上の見解は述べることはできないのですが、
「NEET株式会社」じゃなくて「NEET合同会社」にしたほうが向いているのではないでしょうか??

(ただ合同会社には取締役を置くことはできないので、全員が取締役は実現しませんが・・・ボソッ)