年金について学生が知っておいたほうがいい5つのこと

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みなさんは年金についてどの程度知っていますか?
正直どうなっているのか分からない学生のほうが多いのではないでしょうか。

「義務だから払う」とか「払っても貰えないらしいから払わない」ではなく、
まずは年金についてしっかりとした知識を持ちましょう。

今回は年金のことをあまり知らない学生向けに、
意外と知られていない年金の制度を中心にまとめてみました。

73歳以上生きればお得。

もし40年間年金をちゃんと払ったとしたらその総額は、
「13,300円×12ヶ月×40年間」で638万4000円になります。

もし年金が全額支給されたとしたら、現在では年間で約80万円の支給になります。

65歳から年金受給をしたとしたら「8年間」でもとが取れるんです。
つまり、73歳以上生きるつもりであれば、年金に入っておいたほうがお得です。

高齢にならなくても年金はもらえる

なんとなく年金と聞くと、65歳以上にならないと貰えないと思っている人もいますが、
高齢になってからもらう年金以外にも、他にもいくつかの制度があります。

高齢年金

まず65歳以上になったらもらえるのが高齢年金です。
ごく普通に使われている年金の言葉が指しているのはこの高齢年金のことです。

障害基礎年金

障害の程度にもよりますが、年間で80万~100万円の支給がされます。
もし自分の身体になにかあって仕事ができない身体になったとしても生活の保障をしてくれます。

遺族基礎年金

自分が死亡したときに残された妻や子に年金が支払われる制度です。
条件は若干厳しく、18歳未満の子どもがいる妻もしくは18歳未満の子どもしか貰えないのですが、
家族を養う立場の夫が亡くなったとしても、残された家族が生活できるような保障があります。

払えなければ払わなくてもいい

もし経済的に困難で払えないときには年金の納付を免除してもらえます。
学生の間は年金納付を免除できるのは比較的有名ですよね。
もちろん納付しなかった分、支給額は下がりはしますが、年金はちゃんともらえます。

少し古い資料になりますが、年金早見表でチェックしてみてください。

年金早見表
(引用元:年金受給額を簡単早見表でチェック!国民年金|ALL ABOUT)

補足ですが、「支払わない=免除」ではありません。
手続きをしないと免除にはなりませんので、支払えないときは必ず手続きをしましょう。

安全な面は多い

最近だと年金は本当に支給できるのかと問題になることもありますが、
政府が払えなくなる可能性は、民間の保険会社が潰れずに払えなくなる可能性よりずっと低いと思います。
(もちろん個人の判断にはなりますが)
「物価スライド」という仕組みもあるため、
物価が変動したとしても、実質的な価値は変わらないように年金額は改定されます。
捉え方によっては損していると考えることも可能ですが、
民間や個人に比べると安全ではあると考えられるのではないでしょうか?

たくさん支払えばお得になる仕組みがある

「国民年金基金」という言葉を聞いたことがある学生は多いと思います。
とても簡単に説明してしまうと、
厚生年金に加入できない自営業者とサラリーマンでは年金額の差が生まれてしまうため、
その差をなくすために作られた制度です。

20歳で加入したとしたら最安で「月5550円」を払うことで、将来の年金が「月額2万円」も増えます。
もちろん加入時期などによって大分変わりますが、こういった制度もあります。

また、サラリーマンでも使える制度としては「付加年金」という制度があり、
月額400円多く支払うことで、将来受け取る付加年金は「200円×付加保険料納付月数」となります。
40年間、付加保険料を支払った場合は、「400円×12ヶ月×40年=19万2000円」となり、
将来受け取る付加年金は「200円×12ヶ月×40年=9万6000円」になります。

つまり、2年間付加年金を受け取ると元が取れて、
その次の年からは「毎年約10万円」ほどがプラスされるんです(40年納付し続けた場合)

今回は、学生にあまり知られていない年金の制度を中心に取り上げてみましたが、どうでしたでしょうか?

年金だけでなく、税金や保険など社会に出たら自分でやるべきことは増えていきます。

「知らない」とか「周りに合わせる」のではなく、
自分自身で調べて、自分の頭でしっかりと考える癖をつけるようにしましょう。