これだけ見れば丸わかり!イスラーム圏を訪れる時に最低限気をつけたい5つのタブー


こんにちは、ライターの柳田です!
夏休みといえば海外旅行をするはずの学生も多いはず!
そこで今回は中東を旅行する時にやっていはいけないこと、すなわちタブーをご説明します!
旅行だけではなく、将来仕事で赴任する時も同様なので、「旅行しないからいいや」ではなく今のうちから把握しておくことをお勧めしておきます。

なぜイスラーム圏を取り上げるのか

単純に僕が好きだから…という訳には行かないですね(笑)
もちろんちゃんと理由があります。
2つ取り上げていくので本題に入る前に見ていきましょう!

①イスラーム圏はとにかく広い!

「イスラーム」と聞くと、学生のみなさんはおそらく中東を真っ先に思い浮かべると思います。
もちろん間違いではありませんがそれだけでは不十分です。
イスラーム圏とは東南アジアから北アフリカにまたがる広大な地域を指します。(*下の図を参照)
イスラム分布

この画像は世界の諸宗教の分布であり、水色がイスラーム圏を示しています。
マレーシアを中心とした東南アジアからインドや中国を除いたアジア、そして北アフリカが水色一色なのがわかります。
このように、イスラーム圏は世界の広大な地域を占めているのです。

②今後人口増加が見込まれ、ビジネスの世界でも重要な地域となる

上記でイスラーム圏の広さを紹介しました。
次に今後人口増加が特に見込まれている地域であることを説明します。

米調査機関ピュー・リサーチ・センターがまとめた報告書によると、イスラーム教徒の世界における人口増加は著しく、2050年には世界の約30%を占めると予測されています。
つまり世界中の3人の1人がイスラーム教徒という計算になります。

宗教上の理由から、子どもを多く生むことが奨励され、避妊が禁止されていることが要因になっているようです。

イスラーム圏を旅行する際にやってはいけないこと

これまでイスラーム圏が旅行先としてもビジネスの世界でも重要な地域であることをご紹介してきました。
それではいよいよ、現地でやってはいけないことをご説明していきますね!

無断で写真撮影しない

教えとして禁止されている訳でもなく、個人差もあるためあくまで一般論となります。
偶像崇拝を固く禁止するイスラームでは写真を嫌う人が多く存在します。
地方にいくと写真をかたくなに拒否する女性も多いです。

そのため、いくら旅行先で街中の写真を撮りたいからといって個人が特定できるほど顔が写り込むような写真を無断で撮影することは控えましょう。

1人でいる女性に話しかけない

欧米や日本の感覚で女性に話しかけてはいけません。
イスラーム圏のほとんどは私たちが想像できないほど男女の接触が禁じられています。
結婚の前にデートなどもほぼありませんし、あったとしても女性の家族が後ろから付いてきて監視するということだって当たり前のように行われています。

結婚前の男女が触れ合うことは固く禁止されているのです。
そのため例えナンパではなくても1人でいる女性に話しかけてはいけません。
地方などでは結婚前に男性と触れ合っていたことが発覚するだけで家族の体面が傷つけられたということで差別される女性もいるほどです。

左手で握手をしない

イスラーム圏に限らずインドも有名ですが、左手は不浄な手とされています。
食べ物を触ることはあまりありませんし、トイレで使う手とされています。

そのため握手する際は左手を使ってはいけません。
必ず握手する時や物を渡す時は右手を使うようにしましょう。
気にしない人もいますが、多くの場合失礼に値するので注意しておきましょう。

肌を過度に露出する服を着ない

男女問わず原則肌を過度に露出する服は着ないようにしましょう。
トルコ・エジプト・レバノンなど世俗化が進んでいる地域では現地人が露出度の高い服を着ていることもありますが、トラブルを避けるためにも露出は控えましょう。
女性であれば暑苦しいかもしれませんが、長袖長ズボンがベストだと思います。

言うのもなんですが、戒律が厳しく、全身を隠している女性が多いような地域では肌を露出するだけで売春目的だと捉えられ、手を出しても構わないと考える男性が多くいます。
日本人のセクハラ被害も多くあるのでトラブルを未然に防ぐためにも肌の露出は避けましょう。

男性でもタンクトップや膝上の半ズボンは現地の人にとっては不快に見えるかもしれません。
半袖以上、長ズボンという服装を極力守るようにしましょう。

お酒が飲める環境でもなるべく飲まないようにする

お酒は宗教上タブーとされています。
観光地や発展している地域では外国人も多いためお酒を飲める場所が多くあります。
しかしあくまで現地の習慣ではお酒を飲むことはありません。

ホテルの自室でなら全く問題ありませんが、街中でイスラーム教徒の目の前で缶ビールを飲む…なんてことは絶対にやめましょう。

最後に

旅行なのに色々厳しいな…と思うかもしれませんが、トラブルが起きてからでは遅いです。
現地の習慣などを理解して自ら実践してみることも異文化体験の一つになります。

せっかくその地域に旅行するのだから現地の生活様式を学んでみるのもいいかもしれませんね!

ABOUTこの記事をかいた人

柳田哲

やなごん。 将来の夢は日本と中東の架け橋になること。 アラビア語・イスラームについて勉強していて中東をおもに放浪してます。 家系図作成もしていて、先祖を400年辿ることに成功しました。