予算2500万円、来場者数16万人。国内最大規模の学園祭「早稲田祭」の運営体制とは?

「早稲田祭2013」_mini

11月になりましたね。
大学の間では学祭シーズン真っ盛りです。
今回はその中でも、日本最大級の学園祭である早稲田祭について紹介します。

一大ビジネス?早稲田祭運営の舞台裏〜16万人集客、多額予算、企業並み学生スタッフ組織より)

学生規模最大の数字

運営総額2500万円

運営スタッフ560人

来場者数16万人

さすがにこれを越える学生イベントは日本にないと思います。
自分も昨年始めて早稲田祭に足を運びましたが、
その運営体制は「さすが」の一言につきます。

数字を見ても分かるように、たった2日間の為に、これだけ多くの人、お金、時間が費やされます。

そのすごさは足を運んでみれば実感できると思います。

運営は完全自主運営。大学はほとんど関与せず。

早稲田祭が何よりすごい事が、1から10まで全て学生だけで運営している事です。
大学からは一切お金がでていません。

一般的な学祭と異なり、早稲田祭には「参加団体分担金」というものがあり、
参加する団体から合計で1000万円近く集金を行います。
さらに、企業からの協賛で1000万、スタッフのサークル費で500万円と、
上手く全体をやりくりできるようになっています。

組織体制も560人いるだけあって、まるで一大企業のようです。
学年ごとに上から役職が設けられ、代表と部門責任者8人は内部選挙で決まります。

芸能人などへの出演依頼も基本、学生が行います。
早稲田というネットワークをフルに使い、他では実現できないような魅力的なコンテンツが並びます。

スタッフにやりがいを感じさせる組織

早稲田祭の運営スタッフは通称「運スタ」と呼ばれます。
大学の新歓では、スタッフ入団希望者が募集人数を大きく上回る事もあります。

正直、組織の中で与えられる仕事は「雑務」が多いそうです。
だからといって運スタは、飲み会や合宿を目的として属する人が少ないそうです。
一人一人が仕事に「やりがい」を感じられるように、
組織としては「環境づくり」を何よりも大切にしています。

自分にも運スタ所属の友人が何人かいますが、みんな大変そうにしながらも、
すごく充実した生活を送っているように見えます。

毎年代替わりがあり、それを歴史として永く続けている運スタは、
まさにビジョナリーカンパニーですね。

地域を大事にする

早稲田祭は1997年から2001年の間にスタッフの不祥事により、
一時開催ができない状態にありました。

そのため、今では運営に対して細心の注意が払われています。
地域の商店街からも苦情がでないように、一軒一軒にスタッフが「挨拶回り」を行います。

時には地域の行事にボランティアで参加したりすることもあります。
まるで企業のCSR活動ですね。

こういった地域の支えがあって行われているという意味でも、
早稲田祭の社会に与える影響力というものには、少なからず、大きなものを感じます。

ぜひ一度早稲田祭に

自分が早稲田生なので、紹介するのは気恥ずかしいのですが、
ぜひ皆さん一度早稲田祭に足を運んで見て下さい。

純粋に参加者としても楽しめますし、ビジネス的に、運営を見ても面白いと思います。

今年の早稲田祭は11月2日(土)、3日(日)で開催です。