学生団体に必要な7つの軸とその伸ばし方

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前回、「学生団体へのススメ」を作ろうと思ったきっかけと、学生団体が継続できない理由について述べましたが、そのための解決策のひとつとして「スキルを身に付ける」と挙げました。

サイトを通して学生団体を運営するうえで役に立つスキルやノウハウを提供していけば、確実に役に立つだろう、と思い、学生団体へのススメで記事を発信していくことにしました。

始めた当初の記事はこちら。
『学生団体の営業は根本的に考えが間違っている。』
『良い組織を作るために代表が心がけるべき10のこと』

とりあえず、自分のなかにあるノウハウや経験をどんどん発信していったのですが、

  • それらをより体系化していったほうが分かりやすい
  • 必要なスキルやノウハウは大よそ分類できる

ことから、学生団体に必要な要素を考え、より分かりやすくなるよう整理していきました。
整理した結果生まれた軸が以下の7つです。

「組織運営」「営業」「広報・マーケティング」「企画」「制作・デザイン」「開発・プログラミング」「想い」

※想いについては、スキルとはやや性質が違いますが、大事な要素なので一緒にまとめておきました。

なぜこれらのスキルが必要なのか、それらのスキルをどう活用していくのがいいか、どうやって学べるのか、について紹介したいと思います。

組織運営

組織運営のスキルがなぜ必要なのか、感覚的には理解できそうですが、組織運営スキルの重要性を端的にまとめておきたい、と思います。

  • 継続して活動できる組織の仕組みをつくることができる
  • メンバーや学生団体の実力を最大限引き出せる
  • 学生団体の活動が円滑に進めることができる

個人ではなく大人数の組織で動く以上、しっかりとした仕組みづくりをしないと続かないどころか、実力を出すことすらできません。
学生団体内での揉め事や権力争いのような余計なことに時間を使っている場合もあるはず。
それらは組織運営がしっかりとできていないためです。

組織運営のスキルがあれば活動を円滑に進めることができ、メンバー全員の実力が出せるどころか、組織もメンバーもより成長していき、組織力がどんどん上がります。

組織運営について学ぶとしたら、中小企業診断士の「企業経営理論」関連の書籍がおすすめです。

大人数の組織づくりをする経験なんて社会人でもそう多くなく、意外と学ぶ機会は少ないので、こういったことを学べる点はとても良いと思います。

上記の書籍は中小企業診断士向けなので、それらをもとに学生団体向けにカスタマイズしたのが以下の資料です。
『スキルアップ資料「理想のチームをつくるための組織論」』

組織運営について興味ある学生はぜひ。

営業

学生団体で活動していくためにも、最低限の資金が必要となります。
メンバーから活動費を徴収することも可能ですが、それでは大きな活動はできず、メンバー自身の負担も大きくなるため、営業活動を行って「協賛金を集める」ことは大事です。

この営業スキルが弱く、せっかく良い活動をしていても、資金不足になる学生団体は少なくありません。
やはり赤字だと活動を続けることは難しく、営業スキルは必須でしょう。

営業に関するおすすめの記事は以下になります。
『営業担当必見!学生団体に覚えておいてもらいたい8つの常識』
『学生団体が営業や協賛のときに役に立つ営業フローの基礎知識』
『協賛にも種類はある。学生団体が協賛を得る上で知っておきたい企業の協賛方法』
『営業担当は必見!学生団体が提案資料に盛り込むべき5項目と目次サンプル』

広報・マーケティング

どんなことをしていても知られていなくては意味がありません。
イベント集客だけでなく、メンバー募集などでも広報力は必要となります。
学生団体の場合は、広報にお金をかけられないことが多いので、そういった点で難しさはあるものの、広報次第では面白いこともできると思っています。

最近では、ソーシャルメディアを中心に学生にメディアリテラシーが求められることもあります。
twitterやFacebookでの運用など最低限の知識は全員が持っている必要があるでしょう。

広報・マーケティングに関するおすすめの記事は以下になります。
『イベント広報のときには必見!イベント告知をtwitterで行うときにチェックするべき10の項目』
『集客が苦手な学生団体へ。イベント集客に困ったときにやるべき誰でもできる5つの施策』
『イベント集客を感覚に頼らない。数値に落としこんで考えよう。』
『学生団体は必見。最低限覚えておくべきメディアリテラシー』
『イベントで50人集客するために、どれだけ広報すればいい?学生団体のイベント集客でのツイート数、イベント招待数、必要PV数の目安』

企画

自分たちの想いややりたいことを形にするうえで必要なスキルが企画力。
いくら素敵な想いがあっても、それらをしっかりと形にできないと意味がありません。

特に、学生団体の場合はイベント運営を主にしていることが多いため企画スキルは必至かと思います。

企画に関するおすすめの記事はこちら。
『学生団体がイベント企画をするうえで、つくるべき最低限必要なポジションとその役割とは?』
『その対応大丈夫・・・?学生団体に気をつけてほしい社会人/ゲストに対する対応とありがちな失敗』
『学生団体必見!イベント5日前にしておくべき9のこと』
『もうすぐイベント当日の学生団体必見!イベント前に必ず作っておきたい当日マニュアルとその内容』
『次回のイベントで必ず役に立つ、効果的なアンケートの作り方』

制作・デザイン

フリぺ制作など制作を主にしている学生団体だとデザインスキルは必須です。
そういった学生団体でなくとも、イベントをするうえで制作物は少なからず出てきます。

制作スキルはやや専門性があるため、苦手な学生にとっては本当にできないジャンルかなと思います。
とはいえ、メンバーが誰一人できないと活動のなかで困るので、最低限の制作スキルは身に付けておくといいです。

制作・デザインのスキルについては、記事を読むだけでなく実践してみないと身に付きません。
ですので、制作・デザインについて学べるセミナーがあれば積極的に参加してみてください!

(学生団体へのススメ主催で行っていたデザインセミナーはいずれ再開したいなと思っています)

開発・プログラミング

開発・プログラミングと書くとやや大袈裟ですが、学生団体とはいえ公式サイトは持っておくべきでしょう。
営業活動のなかで、しっかりとしたサイトがあると信頼度向上に繋がりますし、イベント集客やメンバー募集でもサイトがあればより良い成果が生み出せるはずです。

デザインと同じく専門性があるため、学ぶハードルはやや高いです。
ただ学んでしまえばとても簡単で、今後にも活用できるスキルなので、興味ある学生にはぜひ学んでもらいたいスキルです。

このスキルについても、実践のなかで身に付けるほうが適しているため、サイト制作などが学べるセミナーがあれば参加してみるといいかと思います。

想い

最後に、想い。
活動を続けていきたい、と思う気持ちがなければ続きません。

メンバーの想いを高めることや、想いを強くするためのノウハウもありますが、そういったノウハウに頼らずとも純粋に想いがあるのが一番良いです。
想いが源となって活動が始まるので、想いがなにより大事であることは忘れないようにしましょう。

ということで、長くなりましたが、上記で挙げた7つの要素をしっかりと持っている学生団体は継続して活動を行えているように感じます。

学生団体へのススメでは、これら必須となる要素を学べるような土台にしたい、と思い、そういったコンテンツを配信するようになりました。
コンテンツは大分溜まってきたと思いますが、まだまだ足りていないと思う箇所もあり、隙がない完璧なサイトを今後目指していきたいです。

次回の記事では、今回紹介した7つの軸のなかでも学生団体が継続するうえで一番大事な「組織運営」についてより深く紹介したいと思います。(*次回6月1日更新)