想い×スキルの可能性とは。学生団体にどこまでできるのか?

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学生団体がどうすれば継続していけるのか、について3回にわたり連載してきましたが、最後の回では、学生団体にどれほどの可能性があるのか、学生団体にできることについて語りたいと思います。

まず、自分は起業するつもりで活動を始め、結果的に学生が多く集まり、多くの学生に給与を時給分しっかり支払って運営することは不可能と判断して、会社の事業としてやっていくことは止め、学生団体としてその活動を残すことにしました。
(もちろん事業にしなかった理由は他にもありますが)

それでも、来場者1万人規模のイベントで、売上も十分に出せるほどのイベントになり「やればできる」という体験をしました。
それができたのは「想い」と「スキル」を持っていたから、だと実感を持って伝えられます。

想いを持って突き進めることは最大の武器

今だから思うのですが、企業では想いだけでやっていく、ことは難しいと思いました。
企業の場合、利益が出ないことには手は出せませんし、将来的に利益が出るとしてもその利益が大して大きくないとなると、その事業に労力はかけられません。

もちろん、企業も想いがあって事業をやっているので、決して想いなしでやっているわけではありません。
ただ利益を追求する必要があるため、想いだけでは始めにくく、つい足が止まってしまうことも少なくないです。

学生の強みは、想いだけで突き進めること。
社会人になり知識や経験を付けていくと、成功する方法も知れる反面、失敗するリスクにも勘付きやすくなります。
ある意味、想いしかない学生のほうが思い切って始めることができるとも言えそうです。

無知だったからこそ挑戦できた

自分が立ち上げた学生団体では、たった2ヶ月で来場者数1万人規模の国際フェスを企画しようとしていました。
今では半年以上の期間をかけて準備していて、前年の経験や繋がりがあり年々やりやすい体制にもなっています。

結果的に無事に開催できたから良かったものの、どの程度の期間で出来るか無知だからこそ挑戦できたんだと思います。
また、「やればできる」という経験を初回に持つことができたのは、その後の自信にも繋がった、と感じました。

スキルがあればもっと大きなことだってできる

学生団体に欠けているのはスキル。
「どうやって営業すればいいか分からない」「サイト制作ってどうすれば?」
など、出来ないことはたくさんです。

ですが、スキルがあればもっと大きなこともできるのも事実。

実際に、AGESTCOK実行委員会は設立当初からの目標である日本武道館でのイベントを設立して数年で達成しました。
もちろん単にスキルがあっただけではなく、多くの努力や協力があってこそですが、これほどの規模感もやろうと思えばできるんです。

営業ができずに苦戦する学生団体は多い

特に、スキルの面で言えば、営業が苦手な学生団体は多いのではないでしょうか?
協賛金額はいくらが妥当か、どうやって営業すればいいか、といった知識がなく、何をすればいいか分からない学生は多いのではないか、と思っています。

少なくとも、自分はそうでした。
そのため、はじめのうちは協賛金額などが集まりにくく、資金面でとても苦しい思いをしました。
営業の基礎を知っているだけでも、こういった問題はもっと早く解決できたと思うので、営業に限らずスキルや知識はあって損しないと強く思います。

学生団体の枠を超えた活動を

もちろん活動規模や動く金額が大きければ学生団体という任意団体ではなく、株式会社やNPOなど正式な団体として発足させて、学生の枠にとらわれずに活動していくこともありです。
実際に、学生団体から始まって、そういった形になったケースも少なくありません。

規模を大きくしていくことが正義ではなく、大学生活とのバランスをみて成長スピードや活動規模を無理に大きくしなくていいのは学生団体の良さとも言えます。
想いやビジョンがあって活動に取り組んでいるとは思いますが、その活動を行う過程において「メンバーが成長し楽しめる」ことは大事です。

想いを持って本気で活動している人は輝いています。
「学生団体へのススメ」では、そういった人の輝きをより輝かせていき、その輝きが永続的になるようにサポートしていきたいと思っています。