みなさんは卒業した先輩、今所属している先輩とはどのような関わりをもっていますか?
また、先輩のみなさんは後輩とどのように関わっていますか?
以前もご紹介したことがありますが、私は以前学生団体を1つ潰してしまったことがあります。
その原因はいくつかありますが、その大きな原因の1つは先輩とのつながりであったと思います。
今回は団体の存続を左右する、先輩と後輩のつながりについてお話したいと思います。
先輩が中心にやりすぎてしまわない
2,3年生である先輩が学生団体の中心になるのは当たり前ですが、そこで注意しておくべき点があります。
それは、後輩育成です。
先輩ばかり中心になって事を進めてしまい、後輩育成を忘れていませんか?
私の団体の話をします。
私が入ったばかりの頃、とても優秀な先輩がいらっしゃいました。
その先輩は団体のリーダーで、難しい経理関係など人が嫌がることを全て率先して行っていました。
手際もとてもよく、尊敬できる先輩の1人でした。
その先輩が3年生の夏に先輩は団体を卒業。
団体の軸がぶれ始めたのはこの頃です。
なぜか。
それは、今まで先輩が全て行ってしまっていた経理関係やその他の仕事のノウハウを誰も引き継いでいなかったのです。
よって、NPO法人の引継ぎ、お世話になる企業との関係づくり、イベント運営などなにもかも1から行いました。
卒業する前に私たちから色々聞いておけばよかったものの、私たち自身もそこまで考えがお及ばず。
長年続く団体であったにも関わらず、その後あっという間に潰れてしまいました。
それは、私たちが何も引き継がれず、1から立ち上げた団体のような脆弱な状態であったためであったと考えます。
卒業した先輩とのつながりを持つ
みなさんの団体は卒業した先輩とどれほど関わりを持っていますか?
私が潰してしまった団体は0でした。
私の団体はとてもすごい方が作られたと聞いていました。
だからこそ、非常にもったいないことをしたと思っています。
きっとそのような先輩であれば、素晴らしいスキルをたくさんもっていたはずです。
色々学べたこともあったはずです。
また、団体を創設した本当の理念もぜひ直接お聞きしたかったです。
そうすることで団体に帰属意識が湧き、責任感ももう少し高まったと思います。
後輩からのアスクも忘れない
しかし、責任は先輩ばかりにあるわけではありません。
後輩であった私たちにも大きな責任があります。
気になることがあれば卒業する前にすぐに質問する。
卒業した後でも遠慮せずに質問をする。
また、卒業した先輩と現役との関わりを保つために大切なのは後輩からのアスクです。
「本当はもっと関わってあげたいけど、卒業した後にどうやって団体と関わっていけばわからない…」
という話はよく聞きます。
本当は助けてあげたいけどおせっかいかな、と考えている先輩はたくさんいます。
後輩から積極的にアスクし、先輩と良好な関係を保っていきましょう。
100年続く団体のなるためにも縦のつながりを大切に!
以上、団体の存続を左右する、先輩と後輩のつながりについてお話ししました。
学生団体を100年継続させるために、縦のつながりはとても大切です。
この記事を読んでくださった方の団体が末永く続くことを祈っております!