「社会に出てどんなスキルが役に立つのだろう」と思うことはありませんか?
実際に社会に出てみないと分からないことですし、
業界や職種によっても求められるスキルは多種多様です。
ですので、あくまで一個人としての意見にはなりますが、
社会人になった今でも重宝している大学生活中に身につけたスキルを紹介したいと思います。
1.文章力
文章を書くということは誰にでもできることですが、
「見やすく相手に伝わりやすい文章を書けること」は立派なスキルです。
そして、文章を書く作業は仕事のなかでも多くあります。
メール文章の作成や資料内の文言、議事録など、業務のなかで当たり前のように使うため、
スキルという実感が湧きにくいですが、分かりやすい文章であれば相手の理解度も高まり、
情報伝達もよりスムーズになるはずです。
また、文章中に敬語を使うことも多くありますので、正しい日本語を使えることも同じく重要です。
敬語を使うたびにネットで調べていたら、時間のロスに繋がりますよね。
2.資料作成スキル
Word、Excel、PowerPointなどOffice系ソフトが使いこなせるといいと思います。
資料作成の手段はPowerPointだけではありませんし、
「ソフトが使える=資料作成スキルが高い」わけではありません。
大事なのは相手に伝えるべきことをしっかりと伝えることです。
文字だけで伝わるのであれば文字だけでメールで送ってもいいでしょう。
データが整っていたほうがいいのであれば、データをしっかりとまとめましょう。
情報を詰め込み過ぎて分かりにくい資料では、相手に伝わりません。
ソフトを使いこなせることも大事ですが、
状況に応じて適切な資料を作ることができることがなにより重要です。
3.デザインスキル
IllustratorやPhotoshopなどのAdobe製品を使えるとより良いですが、
手書きでもいいので、デザインスキルがあるといいと思います。
具体的には、
・店内に置くPOPをつくりたい
・フライヤー/チラシをつくりたい
・サイトのデザインをつくりたい
・グラフや図で伝えたい
などのときに使えるスキルだと思います。
デザインソフトが使えなくとも、手書きで書いて伝えることも十分に可能ですし、
そういった状況のほうがより多くあるはずです。
先ほどの資料作成でもグラフや図を入れるときには最低限のデザインスキルは必要です。
ある程度の色彩感覚を持ち、デザインに抵抗がない程度でも十分にいいと思います。
4.WEB制作系スキル
求められることは少ないですが、身につけておいて損しないスキルだと思います。
WEB業界であればプログラマーでなくとも最低限の知識は持っておかないと、
プログラマーと仕事をするうえで支障をきたすでしょう。
また、WEBとは縁がない業界だとしたら、
周囲にはそういったスキルを持つ人が少なくなるため、
WEB制作スキルを持っていることは重宝されるはずです。
具体的なスキルとして、
・HTML/CSS
・WordPressなどのCMSに対する知識/経験
・SEOに対する知識
・ソーシャルメディア運用
などができるとよいと思います。
5.責任感
最後に、身につけておくといいスキルは「責任感」です。
仕事に対して責任感がない人には仕事を任せることができません。
そうなると、簡単な誰にでもできる仕事ばかりやることになります。
責任感がある人は、重要な仕事を任され、他の人にはできない仕事をします。
それがスキルアップや評価に繋がり、待遇や地位も良くなっていくでしょう。
たとえスキルがあっても、そのスキルを活かせなくては意味がありません。
また、社会人になって仕事を毎日していれば、仕事に必要なスキルは身に付きます。
そのために必要なのはより良い仕事環境であり、
より良い仕事環境を得るために必要なスキルの1つは責任感だと思います。
5つのスキルを紹介してみて、感じられるのは、
「いかに人に伝えることができるか」という点が大きいと感じています。
言葉でも資料でもデザインでも構いません。
相手に自分の考えや主張をしっかりと伝えることができ、
相手を納得させることさえできれば、自分の思う通りにことを運べるはずです。
責任感を持ち、相手の信頼を得ることもその一環になりえるでしょう。
もちろんどんなスキルも自分次第でいくらでも活かすことができます。
自分が身につけたいスキルがあれば、そのスキルを得ることに時間を使うのがいいと思います。
ただ、どんなスキルがあると将来役に立つのだろうと考えている学生は、
ぜひ紹介した5つのスキルを参考にしてみてください。