みなさんは「中国」に対してどんな印象を持っていますか?
人によっていいイメージ、悪いイメージ、多々あるかと思います。
今回は、日本人が抱きがちな中国に対する間違ったイメージについてお話しします。
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日本人の中国イメージとは?
2014年9月9日朝日デジタルの記事『日本人93%、中国「印象良くない」 日中共同調査』によると、日本人の93%は中国に対して良くない印象を持つと回答しています。
私自身の感覚としても、この数字はうなずけるものです。
その『中国』は誰のこと?
ニュースで報道されるのは国際社会で横暴な態度をとる中国、そして爆買いをし、マナーが悪い中国人など。
果たしてその中国はすべての中国なのでしょうか。
具体例を紹介します。
中国人全員が反日感情を持っている訳ではない
日本人の全員が反中感情をもっていないのと同様に、間違っています。
メディアで報道されるのは反日についてのニュースばかり。
だからメディアで報道されている中国人が中国人の全てだと思ってしまいがちですよね。
しかし、日中関係改善に向けて活動をしている人もいるし、日本が大好きで日本のことについて一生懸命勉強している方もたくさんいます。
中国人は横暴ということはない
国際社会で横暴な態度を取る中国。
このイメージから、中国人は横暴で自分勝手だと思われがちです。
しかし、これも人によりけり。
私は留学の際、中国人大学生とルームシェアをしていました。
彼女は横暴という言葉には程遠く、非常に礼儀正しい。
自分のことよりも他人を第一に考えてくれる、とても優しい人でした。
偏った報道、価値観に囚われない
私がこの記事を書く前に本屋に寄った際、本の帯に「中国の歴史認識の嘘を暴く!」「嘘と捏造の習近平」という光景が並んでいるのを見ました。
たしかに、これらの帯に書かれていることも間違いではないのかもしれません。
しかし、歴史や事件は見る人や角度によって様々な見方をすることができます。
ニュース、雑誌、サイトで取り上げられていることが全てではありません。
これらメディアで取り上げられる中国はすべての中国ではないことを、どうか頭の片隅でいいので置いておいていただきたいです。
そして、私のこの記事だって一意見です。
これからの日本を担う我々若者は常にこの点を意識しながら、メディアや他人の意見に流されず、自らの頭で考えて、自ら判断するという癖をつけていきたいですね。
この記事を見た方が、中国に対しての見方を少しでも改めて頂ければ幸いです。