就職活動の話を聞いていて、みなさん一度はコンサルタントと言う、職業について耳にしたことがあるのではないでしょうか。
コンサルタントと言えば、外資コンサルを始めとして、高級取りでエリートのイメージが強くあります。
しかし実際にコンサルタントの仕事について、詳細に知っている人はそれほど多くは無いと思います。
そこで今回はコンサルタントという仕事について、その概要と、シンクタンクとの違いを紹介します。
エリートが集まるコンサルタントって?
コンサルタントというのは簡単に言うと、企業のアドバイザー的な存在です。
企業の人から話を聞いて、その企業の外側から問題を見つけ、その解決方法を提案していきます。
コンサルタントにも大きく分けていくつか種類があります。
企業毎に分類すると
- 戦略系コンサルティングファーム
- 会計系コンサルティングファーム
- 業務系・IT系コンサルティングファーム
- シンクタンク系コンサルティングファーム
- 人事系コンサルティングファーム
大きくこのように分類することができます。
特に戦略系コンサルティングファームは外資企業の中でも、トップクラスのエリートが集まる企業になります。
業務としてはアドバイザーですので、企業のリサーチ、資料作成、提案、報告が主な業務となります。
コンサルティングファームとシンクタンクの違いって?
コンサルティングファームの業務は前述したように、企業のリサーチを行い、その企業にあった問題解決法を提案するのが、メインの仕事になります。
一方でシンクタンクではそれらの業務の中でもリサーチが中心の業務となります。
また内容に関しても、企業個別の情報よりも金融や政治に関することが多くなるので、コンサルティングファームに比べて、単純作業の量も多くなります。
企業の経営に関することや、組織・人材などに直接関わる仕事に就きたいのであれば、シンクタンクではなくコンサルティングファームへの就職をおすすめします。
コンサルタントってどんな能力が必要なの?
コンサルタントの業務は他の業種と比べても非常にハードな部類に入ります。
特に最初の3年間は、リサーチの業務を徹底して行い、資料作成をメインとした仕事になりますので、精神的にも体力的にも強くないと仕事を続けていくことに苦労をします。
また問題解決を行うにあたって、その整合性を説明するための論理的思考力や高いコミュニケーション能力なども求められてきます。
コンサルタントは確かにエリートで高級取りの職業ですが、その分多くの苦労も伴う仕事です。
コンサルタントになるにあたっては本当に自分がその職業に適正なのかを考えたうえで、その職業を目指すようにすることをおすすめします。