学生団体でFacebookページを学生団体のHP代わりにしたり、
イベント集客のツールとして利用している学生団体は多いと思います。
Facebookページ運用は文字量が比較的少ないうえに、
基本機能で数値の分析を行なうこともできるので、
ブログやWEBサイトの運用に比べて取り組みやすいものになります。
そのため文章が苦手な学生にとってFacebookページは、
ライティングスキルを上げるのに非常に有効なツールのひとつです。
今回は学生団体へのススメのFacebookページと、
1000人規模のイベント集客で運用されていたページのデータを元に、
Facebook投稿を有効に使うためのポイントを紹介します。
ぜひ以下の4つのポイントを意識して、Facebookページの運用に挑戦してみて下さい。
Contents
Facebookページ運用で分析するべき3つの数字
Facebookページの効果を測るにあたっては以下の3つの数値を見るようにしましょう。
この数字はFacebookページのインサイトから見ることができます。
【リーチ数】
Facebookページからの投稿がタイムラインに表示されている人数
【いいね!数】
投稿に対する「いいね!」ボタンの総クリック数
(※インサイトではシェアされた記事のいいね!数も含まれます。)
【クリック数】
投稿自体のクリック数
(※「もっと見る」、「いいね!」、写真など投稿に対するアクションの合計)
Facebookページの運用に当たってはこの3つの数字に対して、
目標を設定して、運用を行なうようにしましょう。
目標を立てるうえでの目安としては全ての投稿の平均が、
最低でも以下の数値を越えることを目指しましょう。
リーチ数:1000リーチ
いいね!数:30いいね!
クリック数:200クリック
最初の3行に一番伝えたいことをまとめる
Facebookページの投稿はタイムライン上で全文が表示されません。
そのため、その投稿を見てもらえるかどうかは、
最初の3行でどれだけ相手を惹き付けられるかできまります。
最初の3行を考えるにあたっては、特に以下の2つのことを意識しましょう。
★ 投稿に対するターゲット像を具体的にイメージする
★ 記号を効果的に使う
投稿を考えるうえで、それをどんな相手に伝えたいのかは非常に大切です。
その人の年齢、性別、大学、性格、悩みなどできる限り落とし込み、
ターゲット像を明確にすることで、その人に最も響く言葉選びをしましょう。
友人や先輩など自分が知っている人をそのままターゲット像として、
イメージするのも有効な手段のひとつになります。
また、【】や>>などの記号を使うことで、見た目を整えて、
最も響きそうな言葉を強調することも大切です。
投稿の文章はコンパクトにまとめる
Facebookの投稿は写真が多いこともあって長い文章はあまり好まれません。
一度マウスをスクロールした程度で読める量の文章が適量です。
文字数で言うと、400〜600文字ほどにまとめると、
投稿全体の見た目と文章内容のバランスを取ることができます。
また一行を長くするよりも、改行を増やすことで、
全体の体裁を整えた方が読みやすさも上がり、
イベント集客への誘導もしやすくなります。
Facebookページの投稿では一度に大量の情報を伝えるのではなく、
情報を小分けにして、「1投稿1メッセージ」を意識して作りましょう。
画像は人の顔が見える写真で、タグ付けを有効に使おう
Facebookページの投稿では必ず画像を一緒に添付するようにしましょう。
画像を添付することでタイムライン上の投稿表示が大きくなり、
クリックされる可能性も高くなります。
また投稿に使う画像に関しては、イラストや風景画よりも、
人の顔が見える写真の方が効果的になります。
写真を使うメリットは大きく2つあります。
★ 親近感を持ちやすく、クリックをしやすい
★ 写真のタグ付けを使うことでリーチ数が広がる
人の写真は表情からリアルにその雰囲気が伝わるため、
風景画やイラストなどの画像に比べて親近が感じられやすくなります。
またFacebookではタグ付けという機能があり、
それを使うことで投稿をFacebookページだけでなく、
個人のアカウントのタイムラインにも表示させることができるようになります。
それが結果的にリーチ数を広げることに繋がります。
参考例としてひとつの比較データ例を紹介します。
こちらは昨日学生が主体で行なわれたイベントで、
自分も運営側として参加したイベントのFacebookページの実際のデータです。
リーチ数:1290リーチ
>>http://p.tl/ALFK
リーチ数:2175リーチ
>>http://p.tl/i8K0
同じ開催前のカウントダウンの投稿内容でも、
写真を使った投稿の方が、約2倍のリーチ数がありました。
これはあくまで一例ですが、他の投稿と比較しても、
写真を使った投稿はそれ以外の画像に比べてリーチ数が高くなっていました。
参考にしたいFacebookページ
以下に今回データを参照したページと、Facebookページの運用にあたって
ぜひ参考にしてもらいたいFacebookページを紹介します。
文章の作り方や、画像・写真の使い方で参考にしてみて下さい。
【イベント集客】
起業家スーパーカンファレンス
夢アワード
【PR・広報活動】
エア・カナダ
Pairs – ペアーズ
学生団体へのススメ
ソーシャルメディア運用は非常に有効なツールとして、
企業でも多く取り入れられている手法のひとつです。
ソーシャルメディア運用に強くなることは、
学生団体の活動を幅広くすることにも繋がります。
ぜひ以上の4つのポイントを意識しながらFacebookページの運用に挑戦してみて下さい!