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「ゲストハウスゆかり」”第二の故郷を大切に” 地域に溶け込む活動家 | 青木卓也

夢を行動に移しているロールモデル(=ろるも)となる大学生「ろるも学生」への取材34人目は…

「ゲストハウスゆかり」”第二の故郷を大切に” 地域に溶け込む活動家、青木卓也(あおき たくや)さんです。

  • 観光に興味のある学生
  • 地方での活動ついて悩んでいる学生
  • ビジネスや起業をしてみたい学生

へ学びと刺激を届けることができたら嬉しいです。

地域に入り込んだ活動を進める「行動派学生」

くろしゅん
くろしゅん

青木さん、こんにちは!本日はよろしくお願いします。

同じ山梨県の都留市という場所で、活動をしている青木君のことやゲストハウスゆかりのことが気になって、取材依頼をさせていただきました。

本日はよろしくお願いいたします。

それでは早速、自己紹介をしてもらっても宜しいでしょうか?

青木
青木

こんにちは!

首都大学東京都市環境科学研究科観光科学域修士1年の青木卓也(あおき たくや)です。

出身は長野県長野市ですが、現在は大学のある八王子市に住みながら、週末は山梨県都留市に通っています。

所属団体は「ゲストハウスゆかり」で、その他にも観光地の地域再生を目指して、教授の「観光まちづくり」プロジェクトの補佐なども積極的に行なっています。

こちらこそ、本日は宜しくお願いします!

くろしゅん
くろしゅん

現在は東京と山梨のに拠点で生活ををされているとのことですが、青木君の大学生活を時系列順に教えていただきたいです。

「ゲストハウスゆかり」の活動も気になるので、後ほど詳しく聞かせていただきたいと思います。

青木
青木

はい、わかりました!

僕の大学生活を簡単に表すと、以下の通りになります。

  • 1年次:海なし県民の憧れと勢いで体育会ヨット部に入部し、江ノ島で海と向き合う日々を送る
  • 2年次:夏休みに先輩に勧められて1ヶ月間、対馬で地方おこしのインターンに参加。地域おこしの実態と離島の魅力を学ぶ。今の大学生活でいいのかめちゃくちゃ悩む。
  • 3年次:学部を転部しヨット部をやめる。前期は大学の授業につきっきりとなるが、比較的余裕が出た後期にゲストハウスゆかりと出会い、スタッフとして関わりはじめる。
  • 4年次:週末はゲストハウスゆかりに関わりながら卒論を書き続ける。


そして今は、同大学の大学院へと進学して学んでいます。

くろしゅん
くろしゅん

1年生の頃から、積極的に地域での活動に力を注いで来られたのですね。

3年次に転科したのも気になっているのですが、何か理由などがあったのですか?

「ゲスト × 地元の人 × 学生」という繋がりを

青木
青木

「持続的な観光地」として、地域住民がどのようにまちに誇りを持ちながら観光まちづくりに参加していくか”という所に焦点を当てながら活動をしています。

私は「地元の人とよその人がどのように地域でコミュニティを築き上げていくのか」に関心があるので、データでは得られない生の実態を現場の肌感覚で得ることに重きを置いています。

2年次までのゼミも理論的な部分が強くて面白かったのですが、3年次からは論文ベースで学ぶのではなく、現場でに出て自分で感じながら学びたいと思ったのが転科した理由です。

あと、「観光」という要素も混ぜながら学べる学科へと道を変えました。

くろしゅん
くろしゅん
  • 持続的な観光地
  • 「地元の人も含めて、その土地を愛していけるか」
  • 観光」という要素も混ぜながら学ぶ

など非常に興味深いワードが出てきましたね!

僕も「地域に根ざした活動」というものの本質を、学んで実践したいと考えているので参考になります。

現在活動されている「ゲストハウスゆかり」について、どのような場所か教えていただけますでしょうか?

青木
青木

「ゲストハウスゆかり」は2017年11月にオープンした、大学生の運営する交流型のゲストハウスです。

宿泊者以外も出入り可能な交流スペースが併設されており、大学生や地元の人との交流が楽しめます。「人と人とが繋がる場」を目指して、古民家を活用したイベントや地域住民の行事のお手伝いも行います。

また、「ゲスト × 地元の人 × 学生」という3者のつながりがたくさん生まれることで、ゆかりが誰にとっても愛おしく思える場となったら嬉しいです。

くろしゅん
くろしゅん

とっても素敵なビジョンや活動ですね!

僕もゲストハウスゆかりの改築の頃から関わっていて、何度かお手伝いなどもさせていただきましたが、運営の大学生さんたちの優しさやアツい想いが印象的でした。

それでは次に、ゲストハウスゆかりを始めることになった「きっかけ」を教えてください。

第二の故郷と関わり続ける方法を見つけたくて

青木
青木

大学2年次3年次で、色々な地域に出て関わってきました。しかし、どこも1ヶ月などでプログラムが終わってしまった後、継続してしっかりと関わることが難しくて…。

だからこそ、どこか一箇所の地域に実際に入って長期的に地域の状況を見て見たかったし、実際に自分が「よそ者」としてどれだけそこに作用を及ぼせるのかを挑戦してみたかったんです。

そんな風に考えている時に、友人の繋がりでたまたまフォローしていた「ゲストハウスゆかり」のFacebookにて「スタッフ募集」の投稿を見つけました。

既に関係性のある長野や東京以外の場所でチャレンジしたい、という意図もあったので都留市は八王子から通える距離だと判断し、スタッフの応募をしました。

当時のことを思い返すと「ノリと勢い」も大きかったと思います。(笑)

くろしゅん
くろしゅん

知らない地域に長期的に飛び込んでみよう、というその勇気は凄いと思いますし、青木さんの地域との関わりに対する関心の強さを感じます。

ノリとか勢いとか、そういう類の根拠のない決断が、気がついたら人生の大きな分岐点になっていたりなんかもしますよね。

それにしても、東京と山梨の行き来は決して楽なことではないと思うのですが、それでも通っているのは、やはり何かここに来る意義を大きく感じいているからなのかなって想像しています。

青木
青木

「ゲストハウスの運営」っていうのも僕にとっては初めてだったんです。

実際のところ、最初は「ゲストハウスゆかり」という一つの活動の役割・肩書きがあった方が、地域に溶け込めるし貢献できるなって思いで入ったんです。

でも訪れて3回目くらいの時に参加した街のイベントで、急に都留の魅力を知ったんです。

なんでこんなに学生が活動的なのかにびっくりしましたし、誰かが述べた「何もないなら、自分たちで作ればいい」という言葉に感動したのを今でも覚えています。

この熱量や地域の人の後押しは、他の地域にはない魅力だと思ったので、自分はこの不思議な作用の起きている町で活動を本気でしてみようと決断しました。

くろしゅん
くろしゅん

確かに、都会とのアクセスの良さや大学生が人口の10%を占める学生都市だったり、都留の特異性というものは探すと多く見つかるんですよね。

僕もこの町が大好きなので、この土地を良く思ってくれるのが嬉しいですし、これからも一緒に盛り上げていけたらいいなって思います。

こうして聞いていると、「地方を盛り上げる活動」に青木くん自身思い入れがあるのだとお感じているのですが、昔からそうなのですか?何かこれにもきっかけなどがあったのなら、知りたいです。

いつかは地元に自分のスキルと想いを還元したい

青木
青木

地域の活動に興味をもったきっかけとして、中学時代に地元のローカル線が廃止になったことが挙げられるかと思います。

昔から鉄道が好きだったり、自分も一人の利用者であったため当時「感謝の言葉を伝えよう」という活動を起こしたんです。

プロジェクトを通じて町の人と対話をしていく中で、この鉄道が町の人も愛したものだったことを知ったりました。でも現実は、経済状況などの様々な状況からなくなってしまうことは変えられない。

その時感じたもどかしさから、もっと地域のことを学びたいし、そこに関わっていきたいと思うようになったんです。

まずは、外からの視点でみたいと思って、「東京」に出ようと決め、首都大学東京を受験しました。

くろしゅん
くろしゅん

地方の良さを保つことや、町の活動に関わること難しさと楽しさを青木さん自身の原体験から考えているのだと知り、尚更応援したくなりました。

それでは最後に、「今後の展望」を教えてください!

青木
青木

ゲストハウスゆかりとしては、学生だけではなくて、地域全員で回しているような仕組みを作れたらなって思っています。地域の人に「自分ごと」に考えてもらえるように、これからも頑張っていきたいです。

僕個人としては、最終的には地元に戻って何かをしたいと思っています。

まだ何をするかまでは具体的に決まっていないのですが、地元のためになることを行いたいんです。

そのためには、写真や文章やあデザインなどの発信に必要となるスキルをもっと学ばなきゃだと考えています。

何だかんだでいろんな場所に行ってきたけど、やっぱり地元は大事だし、どんなに離れていても「帰りたい場所」であることに変わりはないなって。

帰りたい場所って、きっと自分が最終的に「向かっている場所」でもあると思うんです。

くろしゅん
くろしゅん

良い言葉ですね…!心に響きました。

青木さんが都留に来てくれてから、確実に面白い化学反応や連鎖が生まれていると僕も思いますし、そこで刺激を受けた地元の学生や地域の人の行動も、少しずつ変化していくと思うと大きなインパクトだと思いました。

最後まで素敵なお話を、ありがとうございました!

以上、「ゲストハウスゆかり」”第二の故郷を大切に” 地域に溶け込む活動家、青木卓也(あおき たくや)さんでした。

青木さんについて「もっと知りたい!」という人や、彼の活動を「応援したい!」という人は、ぜひ下記のURLからチェック!

青木 卓也 (あおき たくや)
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ゲストハウスゆかり
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次回のろるも学生もお楽しみに〜♪

ABOUT ME
黒澤駿
黒澤駿
山梨県の都留市でシェアハウスやカフェを運営しながら、東京の大学院へ通う旅人フリーランス。全国の素敵な学生へ取材をしてまわっています! 学生向けのイベントや、学生フリーランス養成講座の統括などを担当。 趣味は、ボードゲームと海外旅行。