サマーインターンの時期が近づいていますね。
学生団体へのススメでも、インターンの情報や基礎知識などを発信しています。
最近のサマーインターンに関する記事は以下の通り。
- 『2017卒は遅れるな!6月1日からインターン向け就活サイトが利用開始に』
- 『17卒サマーインターン開始はいつから?17卒サマーインターンの基本知識とスケジュール』
- 『【2017卒の学生は見逃すな!】サマーインターンの情報収集におすすめの就活サイト4選』
もちろんインターンに参加することは大きな意義があることだと思います。
しかし参加するにあたって、一つだけ伝えたいことがあります。
それが「インターンに参加することは誇ることではない!」ということです。
今回は、サマーインターンに参加するうえで心がけるべきことを伝えたいと思います。
Contents
インターンに参加するだけで有利だと思い込んでいる
最も陥りやすい罠がこれです。
インターンに参加することだけではなにも誇ることはできません。
就活の面接においても、重視されることが以下のことです。
・これまでに挫折したこと
・挫折に対しどう対処したか
・それを次にどう繋げたか
という課題処理能力です。
インターンに参加した場合も同じです。
・どのようなインターンに参加したか
・どのような経験を積んだか
・何を学んだか
・学びを今後にどう活かすか
まで考えなければインターンを十分に活用できたとはいかないでしょう。
インターン参加がゴールになってしまっている
インターンに参加することは、次に繋げるためのステップでしかありません。
学生にとって、インターンに参加する理由は大きく分けて二種類あります。
①社会経験を積む
ほとんどの学生にとってはこちらが最大の理由になると思います。
就活を3月から始めるにあたって、事前に社会に出るとはどのようなことかを体験する。
もちろん参加して、実際に自分自身が社会人とともに社会経験を積むことには大きな意義があります。
しかし先ほどの項目と同じく「インターンで社会経験を積んだから、これで就活も有利になるんじゃないか!」と考えるのは大きな間違いです。
インターンで得られた社会経験で自分は何を感じ、それを今後の人生、希望の企業にどう活かすかまで落とし込めなければインターンに参加した意義は少なくなってしまいます。
②絞り込んでいる企業で実際に就労体験をする
すでに自分の進みたい道を絞り込めている学生は、希望の企業にエントリーするかと思います。
就活をする際に、インターンを経験したかしていないかだけでは差はあまりつきません。
しかし当たり前ですが、インターンに参加しなければわからないことが多くあります。
例えば、社風・社員の雰囲気・会社の様子・どのように働いているのかなどは実際に現場で働かなければなりません。
したがって、参加していない人よりも面接で生かせる材料が多く揃っているのです。
単に「インターンに参加しました!」だけでは説得力があまりありません。
「私はインターンに参加し、御社の◯◯という社風に魅力を感じ、私も△△で貢献できます!」など実際に参加しないと分からないことを挙げて、具体的にアピールすると、説得力がぐっと増しますよね。
インターン期間中に人としての基本を守ることができていない
さきほどは学生がインターンに参加する理由に軽く触れましたが、企業側にとってはどうなのでしょうか。
いくつか理由はあるかと思いますが、やはり期待しているのは「早い段階で優秀な学生を囲っておく」ということではないでしょうか。
高倍率の中からエントリーシートやエッセイなどの課題を通過し、無事にインターン参加が決まった時点で企業側は参加学生に期待しています。
そこからインターンの様子をもとに振るい落しが始まっていきます。
ベンチャーがよく実施している長期インターンならともかく、ほとんどの企業インターンは1day〜2週間が多いはずです。
その短い期間での仕事の成果だけが重要で、その点で判断しているわけではありません。
では何で判断するかというと、「人としての基本ができているか」です。
仕事は入社してから覚えればいいのです。
そもそも入社前から仕事がバリバリできる人なんてそうそういません。
新卒採用において、企業は学生のポテンシャルに期待して採用を行います。
(即戦力は中途採用で採用したほうが確実と言われています)
それでは、インターンにおける、企業側が判断するポテンシャルすなわち「人としての基本」はどのようなものでしょうか。
答えはいたってシンプルです。
挨拶ができているか
挨拶は人としての基本です。
何を当たり前なことをと思われるかもしれませんが、挨拶を清々しくできている人は「人として優秀」です。
まずは挨拶から徹底的に心がけてみましょう。
ビジネスマナーがあるか
ビジネスマナーというと、何をやればいいのか分かりにくいかもしれません。
そこまで専門性である必要性はありません。
敬語や電話対応の仕方など、バイトなどでも身につくレベルのもので構いません。
遅刻や欠勤が無いか
遅刻や欠勤は評価を大幅に下げてしまいます。
言うまでもありませんが、「無断」はありえません。
あらかじめ期間や時間は分かっているのですから、時間は遵守しましょう。
もしどうしようもない理由で遅刻・欠勤をする場合は、一秒でも早い段階で報告しましょう。
コミュニケーション能力があるか
短い期間の中で、企業の社員や他の参加者と良い関係を築けるかどうかは非常に重要なことです。
また、客観的に見てもコミュニケーション能力の高い人はやはり注目されます。
最後ですが、インターンに参加することだけでは誇ることはできません。
インターンで何を経験して学ぶか、期間中の心構えを徹底してこそインターンの意義を100%引き出すことができます。
サマーインターンに参加するにあたって、ぜひ参考にしてみてくださいね!