名前:和田有紀子さん
大学:東京大学3年
所属:トモノカイgi人材プロジェクト
Facebook:https://www.facebook.com/YukkoCo
トモノカイgi人材プロジェクトで編集長として活動する和田さん。
現在は、記事の企画やプロジェクトに所属する学生ライター約10名が書いた記事の編集を行う傍ら、自身でもインタビューや執筆活動を行っている。
大学生の視野を広げ、学生に将来の可能性と次の一歩の選択肢を届けることを目的に情報発信を行うgi人材プロジェクト。その活動内容と想いを伺ってきた。
Contents
日本の学生に多様な選択肢を知ってもらいたい
—「グローバル・イノベーションナビ」ではどのような情報発信をされているんですか?
現在は株式会社トモノカイが運営するWebメディア「グローバル・イノベーション ナビ」の編集長として、日本の学生に多様な可能性を持ってもらえるよう、各業界の第一線で活躍されている方へのインタビューや学生の視野が広がるような記事まで、「Global」「Innovation」「Future」の3つをテーマに記事を作成しています。
自分の頭に渦巻くイメージを文章で表現する
—文章を書くことにこだわりを持ったきっかけはどんなことにあったのですか?
私は昔から本を読むことが好きで、小学生のころから色々なことを想像して自分でお話を書いたりしていました。
また、普段から様々な事象について深く本質を考えることが好きだったので、多くのイメージやメッセージが普段から頭の中に渦巻いているんです。
私は、人にはそれぞれの表現方法があると思っていて、例えば浅田真央選手にとっては、スケート、画家である私の祖父にとっては絵を描くこと、というように。
それが私にとっては文章を書くことだったんです。
頭の中にあること、人に見てもらう形で表現したいメッセージ、それを表すことができる手段が文章でした。
高校2年生のときに「田辺聖子ジュニア文学賞」のエッセイで最優秀賞をもらい、その経験がその後の人生で文章を書くことに強い思い入れをもつきっかけにもなりました。
自分が一番楽しいと思える選択を
—文章を書くにあたって他にどんな経験をされていますか?
文章を書くことは大好きですが、自分にとってそれは一つの手段であって、好きなことや、やりたいことは他にもたくさんあります。
今は「一般社団法人全国学生連携機構」の組織づくりに関わったり、大きな会社でマーケティングにも携わったりしています。この夏にはCNN English Expressという英語学習教材の特集記事を書くために、アメリカのCNN本社に取材に行ってきました。
同誌12月号(11月6日全国の書店にて発売開始)の特集記事として10ページにわたり紹介されるので、よろしければお手にとって見てください。
何か一つのことにとらわれることなく、自分の興味・関心があることには積極的に参加するようにしています。
最近は特にジャーナリズムに興味を持っていますが、一つのことだけにとらわれず、団体の組織づくりや語学の勉強など、自分が楽しいと思うことにはどんどん挑戦していきたいと思っています。
当たり前のことを当たり前に知ることができる世界に
—今後はどのようなことに挑戦していこうと考えていますか?
今後は、より世界に目を向けて、誰もが当たり前に当たり前のことを知ることができるよう多くの人が興味を持ってくれる記事や媒体を作りたいと思っています。
学生を含め、多くの人は、今この瞬間に世界で起こっていることを1%も知りません。今ガザで何が起こっているのか、イラクでどれだけの人が命を失っているのか、知ろうともしません。それを学生にもわかりやすい形で、それも毎日読みたいと思ってもらえるような形で伝えていければよいなと思っています。
編集後記
様々な活動に関わりながら、文章を書くことを自分の強みに活躍する姿は、成長意欲の高い多くの学生に取ってロールモデルとなる存在に感じました。
インタビューを通して和田さんの持つ、多様な価値観、視点に触れられたことは自分自身、とても良い刺激になりました。