インタビュー

「発展途上国に世界一楽しい音楽学校を」心に寄り添うミュージシャン | 穴澤 俊樹

夢を行動に移しているロールモデル(=ろるも)となる大学生「ろるも学生」への取材29人目は…

「発展途上国に世界一楽しい音楽学校を」心に寄り添うミュージシャン、穴澤 俊樹(あなざわ としき)さんです。

  • 音楽活動に興味のある学生
  • 将来の夢に悩んでいる学生
  • 海外で何か挑戦したい学生

へ学びと刺激を届けることができたら嬉しいです。

「音楽の世界」に浸かった大学生活

くろしゅん
くろしゅん

穴澤さん、こんにちは!

以前イベントにて穴澤さんの奏でる音楽や雰囲気に惹かれて、どのような想いで活動しているのかを聞きたくなって取材依頼させていただきました。

本日は、よろしくお願いします!

まず始めに、自己紹介をしてもらっても宜しいでしょうか?

穴澤
穴澤

くろしゅんさん、こんにちは!

筑波大学人間学群教育学類4年、穴澤 俊樹(あなざわ としき)です。「あなごん」と呼んでください。

幼少期から音楽活動をしていて、現在は海外で孤児院の子ども達とミュージカル作品を作るNPO法人「LES WORLD」で活動をしながら、「エールPV」というプロジェクトを立てたりなど個人でも音楽活動をしています。

活動の拠点は、東京と海外です。

本日はよろしくお願いします!

くろしゅん
くろしゅん

海外でも活動をされているんですね!「エールPV」という独自の活動も気になるので、この後詳しく聞きたいと思います。

大学は教育系の4年生とのことですが、あなごんの大学生活についてお教えてただけたら幸いです。

また、どんな楽器を普段使っているのですか?

あなごん
あなごん

はい、わかりました!

  • 1年次:すごい普通の大学生でしたね。ライブ大好きでめちゃくちゃ音楽に散財してました。軽音サークルに最初はいったけれど合わなくてやめて、児童養護施設の子どもに勉強を教えに行くサークルに入り直しました。
  • 2年次:前年同様とにかく音楽への散財がすごかったです。サークルと学科の先輩から、先ほど話した海外でミュージカルを作る「LES WORLD」へのお誘いがきて団体に入りました。
  • 3年次:北九州市にでLES WORLDをNPO法人にするために働いたり、その音楽活動で東南アジアとかアフリカに行ったり、飛躍の年でした。
  • 4年次:周りの友達が就活とかしてる中で、授業にでたり出なかったり。基本的には、LES WORLDの理事としての仕事のほか、LES WORLD外での音楽活動などを行ったりなど、密かな野望を色々抱いてます。


扱っている楽器は、基本的にはギターですね。でも曲作りをする時は一人で全部演奏するので、ピアノとベースとドラムとシンセサイザー、カホン、ウクレレなんかもやります。ヴァイオリンを練習中ですがなかなか難しい…。

くろしゅん
くろしゅん

LES WORLDについては、以前代表の「志藤さん」にも取材でお聞きしてて、その内容や想いがあなごんと共に歩いているように思えました。

楽器もいろいろやられているんですね!

あなごんがオリジナルで行なっている「エールPV」とはどのようなものなのですか?

時に背中を後押しし、時に温かく包み込む”エールPV”

あなごん
あなごん

「エールPV」とは、誰かの背中をそっと押すオリジナルエール曲とそのPV動画を500円で作るプロジェクトのことです。

  •  「これから何か挑戦したい!」
  • 「挑戦したいけどまだ悩んでる・・・」

そんな風に思う人の背中をそっと押すような、時には包み込むようなエール曲を一緒に作り、その曲をMVにしてお届けしています。

たくさんの方の挑戦を少しでも音楽の力と映像の力で後押しできたら、と思って考えたのがこのプロジェクトです。

くろしゅん
くろしゅん

とっても素敵な活動ですね!

それもオリジナルの曲とPVを、500円で作るんですか?

作詞作曲してフルコーラスでバンドサウンドの音源とPVまで付けたら、普通だと企業案件として30万する場合もあると聞きました。

決して簡単な活動ではないと思うのですが、なぜ始めようと考えたのですか?

あなごん
あなごん

音楽の関係で少し思い悩んでいた時期があったのですが、そんな時に「ロックバンドおかん」っていうバンドの解散ライブを見に鹿児島に行ったんです。

このバンドは、インディーズ(メジャーデビューしてない状態)で大阪城ホールを埋めるライブをした伝説的なバンドで。

で、その鹿児島のライブも、鹿児島のファンがバンドを呼んで、受付とかも自分たちでしていて。ファンクラブとスタッフがもう兼任されてるような形ですね。

普通のファンだったら、そこまでしないんですよ。

僕はその光景を見て、「うわ、このファンとアーティストが作り上げるこの空間素敵すぎる」って思って、「自分もいつか、武道館をファンで埋めたい」ってなったんですよね。

だから「めちゃくちゃファンを大切にできるアーティストであろう」って思いました。

そのためにどうしようかなあと思った時に、友人からのアイデアで生まれたのがこの「エールPV」でした。

くろしゅん
くろしゅん

自分のための曲とPVが出来上がったら、すごく喜ぶでしょうし、口コミなどでも新しいファンが増えていくかもしれませんね。

メジャーのようにいきなり売れることは少なくても、ファンとの絆は深まるでしょうし、人伝えで広がっていく仲がまた素晴らしいと思いました。

あなごんは音楽を愛しているのだなぁと思ったのですが、昔からそうだったのですか?

音楽に初めて出会ったきっかけなどがあれば、ぜひ教えてください。

音楽で子ども達の心に語りかける医師との出会い

あなごん
あなごん

ピアノ自体は小学1年生からしてました。

なんで始めたのかは、あんまり覚えてないです。

ただ僕が小2の時に弟が白血病になって、その時に寂しさを紛らわすためにピアノを練習していました。

そんな僕にあるお医者さんがピアノを弾いてくれて、その姿を見て「音楽で子ども達の心を治せるお医者さんになろう」と心に決めたのが、本格的に音楽をやるきっかけだと思います。

くろしゅん
くろしゅん

「子どもと音楽で何かしたい」という想いがあると前にお聞きしたのですが、弟との話があなごんの想いや今に繋がっているのかもしれませんね。

あなごん
あなごん

病児の兄弟って割と病院で居心地悪さを覚えてしまうんですよ。行っても何もできないし、何も見てもらえないし。

そんな時に、あんな風に医師がピアノを弾いてくれたのは、本当に僕にとっては忘れられない出来事で。

こうやって、音楽で子ども達を救えるようなお医者さんになれたらなあと心の底から思ったんです。まあ医者は諦めたんですけど、「子どもと音楽」っていうのだけは絶対にやらないと後悔するだろうなと思っています。

くろしゅん
くろしゅん

音楽の力ってすごいなぁと、改めて思いました。

かつてのあなごんがピアノを奏でてくれた医師に憧れたように、海外で出会った子供が音楽を奏でるあなごんに憧れ、希望を持っているかもしれませんね!

最後になりますが、あなごんの今後の展望を教えていただけますか?

「音楽はもっと自由で楽しいものなんだ」と伝えたい

あなごん
あなごん

「武道館」に立つことが1つの夢です!

武道館って円形なので、大事なファンのみんなに四方から囲まれて、愛のある空間にするのに一番いいステージだなあと思うんです。

だからこそ、今応援してくれてるファンを大切にして、僕とファンの間を太く繋いでくれるものになる「エール楽曲」を書きながら、今まであまりできてなかった「ライブ活動」も積極的に行う予定です。

あとは、もっと日本の若いミュージシャンとか表現者のみんなが交わって新しい作品を作ったりとか、気軽にアートを楽しめる場所みたいなのも作っていきたいなあと思っています。

そして将来的には、「発展途上国に世界一楽しい音楽学校」を作りたいです!

地域の音楽も今メジャーな音楽も全部学べて、どんな楽器も学べて、どんな人でも学べて、新しい音楽がどんどん生まれてくるような、そんな学校があったらいいなと思ってます。

くろしゅん
くろしゅん

音楽学校ですか…!!

まさに、あなごんの目指す「子供」と「音楽」という要素がかけ合わさった場ですもんね。

とっても素敵な夢だと思いましたし、考えただけで僕もワクワクしてきました。

あなごん
あなごん

僕が行くような発展途上国の田舎とかだと、まあ洋楽も流れているんですけど、現地のものっぽい音楽を近所のおじさんみたいな人たちが弾けたりするんですよ。

そこには見たことない楽器がいっぱいあって、無言で弾きながら入ろうとしてくる現地の人もいて

そうすると、日本にいたら知らなかったような音の取り方だったり、リズムだったりにたくさん触れることができて、それらを現地の人や子ども達から学ぶんです。

ただカンボジアとかでは、アートや音楽は学校で教わらないらしいんですよね。でもみんな自然と音楽を知ってるし、本当に楽しそうに奏でるんですよ。

そういうのを見てて、もっと色んな音楽がこの世にはあって、そしてもっと音楽って自由で楽しいものなんだって感じるようになったんです。

だから武道館に行くのと同じように大事にしている僕の夢は、「発展途上国に世界一楽しい音楽学校」を作ることです。

くろしゅん
くろしゅん

なんだか語りかけるかのように、ご自身の言葉で丁寧に説明してくれる姿が印象的でした。

本日は、ありがとうございました!

以上、「発展途上国に世界一楽しい音楽学校を」心に寄り添うミュージシャン、穴澤 俊樹(あなざわ としき)さんでした。

あなごん君について「もっと知りたい!」という人や、彼の活動を「応援したい!」という人は、ぜひ下記のURLからチェック!

穴澤 俊樹(あなざわ としき)
twitter / Facebook / youtube

次回のろるも学生もお楽しみに〜♪

ABOUT ME
黒澤駿
黒澤駿
山梨県の都留市でシェアハウスやカフェを運営しながら、東京の大学院へ通う旅人フリーランス。全国の素敵な学生へ取材をしてまわっています! 学生向けのイベントや、学生フリーランス養成講座の統括などを担当。 趣味は、ボードゲームと海外旅行。