インタビュー

「100人のリクエスト曲に合わせて即興ダンス」”ありのまま”を表現するNYの踊り子 | 草島叶実

夢を行動に移しているロールモデル(=ろるも)となる大学生「ろるも学生」への取材31人目は…

「100人のリクエスト曲に合わせて即興ダンス」“ありのまま”を表現するNYの踊り子、草島叶実(くさじま かなみ)さんです。

  • 「ダンス」や「アート」に興味のある学生
  • 自己表現ついて悩んでいる学生
  • 海外留学をしてみたい学生

へ学びと刺激を届けることができたら嬉しいです。

ニューヨークの地でダンス留学をする大学生

くろしゅん
くろしゅん

草島さん、こんにちは!本日はよろしくお願いします。

SNSを通じて草島さんの活動を知り、ニューヨークでのダンス生活やご自身でされている即興ダンスのプロジェクトについて伺えたらなと思って、取材オファーをさせていただきました。

日本は今まだ昼間ですが、ニューヨークは夜ですもんね。遅い時間なのにありがとうございます。

それでは早速、自己紹介をしてもらっても宜しいでしょうか?

草島
草島

こんにちは!

SUNY Purchase College Conservatory of Dance (ダンス学部) 4年生の草島叶実(くさじま かなみ)です。「かなみ」と呼んでください!

現在はニューヨークにダンス留学をしていて、「100人へのダンスプレゼント企画」というプロジェクトを行なっています

こちらこそ、本日はどうぞ宜しくお願いします。

くろしゅん
くろしゅん

NYにダンス留学をされているとのことですが、かなみさんの大学生活を時系列順に教えていただきたいです。

ダンスビデオの活動も気になるので、後ほど詳しく聞かせていただきたいと思います。

かなみ
かなみ

7月に初めてNYへ渡航し、アメリカの大学なので8月終わりから大学がスタートしました。

1年次の初めの秋学期は、とにかく慣れなくて大変でしたが、春学期中には大学の友達と協力して「ダンス・音楽・ビジュアルアート」を集めたチャリティアートイベントを企画運営しました。

2年次でダンス学部内でComposition Concentration (振付専攻)に出願し、無事審査に通ったので振り付けに本格的に力を入れ始めました。大学で行われたイベントに出演したり、振付作品を出品したり変わらずダンス漬けの毎日でしたね。

3年次になるとダンス以外のことにも積極的に取り組みました。行なっていたことは、夏休み中に友人が立ち上げた学生団体でイベント運営などを手伝ったほか、アーティストのサポートをしている非営利団体の文化センターで、インターンなどです。

現在は4年次になりますが、昨年始めた「100人へのダンスビデオプレゼント企画」を継続しながら、長期休みは知り合いのジャズライブで即興パフォーマンスをしたりなどの活動もしています。

くろしゅん
くろしゅん

すごく盛りだくさんな大学生活ですね。

HPなどでも拝見したのですが、数え切れないほどの場でダンサーとして出演されているようで、とにかくその行動量がすごいと思いました!

でもNYで「ダンス留学」と聞いても、正直まだイメージができていなくて…。どんなことを大学では学んでいるのですか?

併せて「なぜNYでダンス留学をしようと決めたのか」も聞かせてもらえたら幸いです。

自由な表現が出来る即興ダンスは「アート」そのもの

かなみ
かなみ

大学では、

  1. バレエ
  2. モダンダンス
  3. コンテンポラリーダンス

を3つの柱として学んでいます。

でも1番好きで、力を入れているのは力を入れているのは、テクニックに縛られない「即興ダンス」です。

ダンス留学を決めた理由に関しては、6歳からダンスを始めていたので、中学生の時には自然と「ダンスをするなら海外で本格的に学ぼう」という思考になっていました。

将来を考えた時に、どうしてもまだアメリカに比べると、日本にはプロのダンサーになるための本格的なダンスの大学は少ないんです。

なので海外のダンス留学を視野に入れて、英語や外国語に力を注いでいる、グローバルな面に精通した先生とダンスの先生などもしっかりといる高校を選びました。

くろしゅん
くろしゅん

知らない用語もあるのですが、ダンスにも色々な種類があるのだと知ることができて大変興味深いです。ありがとうございます!

ダンスは6歳の頃からやっていたんですね。

即興ダンスというのが、まさに現在行われている「100人へのダンスビデオプレゼント企画」にも関わっているのですか?

かなみ
かなみ

確かに専門的な部分も多いのですが、「ダンスのこととかよくわからない」という方でも全く問題ないと思っていて。

私にとって、特に即興ダンスは「アート」そのものなので、理解が難しくとも、体や感情で感じてもらえばいいなって思っています。

実は私が、即興ダンスが一番好きな理由もそこにあって、自分が最も踊りやすくて最大限表現できると感じているからなんです。

「自分の感じたもの」を感情的にも身体的にも素直に出せますし、間違っているいないもない、そんな自由な「即興ダンス」に魅力を抱いています。

100人へのダンスビデオプレゼント企画」にも密接に関わっていて、誰かからリクエストをいただいた好きな曲に合わせて、私が即興ダンスをしている動画をプレゼントしています。

くろしゅん
くろしゅん

なるほど、確かに即興ダンスなら様々な動きを織り交ぜることができますもんね!

幅がすごく広いからこそ、より多くの人に伝えられるんじゃないかなって思いましたし、僕自身もかなみさんのダンス動画を初めてみたとき、単純に魅入ってしまったのを思い出しました。

100人へのダンスビデオプレゼント企画」ますます気になってきました。

相手の選曲に合わせて、それも即興で100人も行うのって決して簡単なことじゃないですよね。

完璧でなくとも”その瞬間を”表現する

かなみ
かなみ

企画自体簡単ではないですが、とても楽しいですし、私自身この企画を通じて多くのことを学ばせてもらっています。

100人へのダンスビデオプレゼント企画」は、3年時に友人の手伝いで参加させてもらっていたメディアが関わっていて、「広める」と言う部分にフォーカスを当てた時に自分は何ができるんだろうって考えたんです。

「ダンス」「メディア」で掛け合わせて企画してみたのが最初で、キリがいいかなって思って「100人集めます!」と言ったら、予想以上に多くの人から応募をいただきました。

NYに来て学んだのが「まだ準備ができていないので…」とためらっていると、チャンスを逃してしまうこと。

日本人って、変に完璧を目指しすぎちゃったりもするじゃないですか。

それももちろん素敵なことなのですが、時には自分が納得いくところまで作りつつ、完璧かどうかとはまた違った考え方として「その瞬間を表現する」「とにかくやってみる」ということも大切だと思い実行に移しました。

くろしゅん
くろしゅん

NYでの数年間の生活の中で感じたことを、自分の活動にきちんと生かしている点が素晴らしいと思いました。

「その瞬間を表現する」という話は、かなみさんのされている即興ダンスに似た考え方ですね。

前半で、企画を通してご自身も学んでいるとありましたが、具体的にどのようなことを得たかなど教えていただきたいです。

かなみ
かなみ

他の人からリクエストをいただくと、当然ながら多様なジャンルの音楽に触れることになります。

それが技術的な面においてとても勉強になっていて、例えばクラシックやヒップホップ系やミュージカルだったり、普段は自分が踊らないような音楽に合わせてどうそれを表現するかを踊りながら学んでいます。

そして企画を始めてから痛感したこととしては、「個人的なフィーリングのやりとりをしているんだ」っていう大事な感覚です。

好きな音楽って、ある意味でその人の大きなアイデンティティの1つを表していると思っていて。それに対し、自分も「即興ダンス」という形でリアクションを返すことで、その人との「深いコミュニいケーション」を行なっているのです。

くろしゅん
くろしゅん

この企画は、「即興で踊ることができる + 発信」という点で、かなみさんだからこそできる企画なんじゃないかなって思いました。

かなみさんにとって、ダンスや音楽というアートは、自己表現の場でもあり人とのコミュニケーションでもあるんですね。

それではインタビューも終盤にさしかかってきました。

「今後の展望」をぜひ教えていただけたらと思います。

言い表せない”何か”が伝わった時の感動を広げたい

かなみ
かなみ

直近の目標としては「100人へのダンスビデオプレゼント企画」についてで、既にあと40人以上の方からリクエストが来ているので、この夏休みで1つ1つ心を込めてやりきれたらいいなと思っています!

残りの留学生活も、今まで同様頑張っていきたいですね。

くろしゅん
くろしゅん

もう60人以上は、オリジナルのダンスビデオをプレゼントされているんですもんね。

すごい…!お時間ができたら僕もぜひお願いしたいです!

企画以外でも何か、かなみさんの将来への想いがあれば最後聞かせてください。

かなみ
かなみ

そうですね、やはり今後もダンスと寄り添った生活を送れたらと考えています。

特に「即興ダンス」は大事にしたくて、途中でも話した通りダンスの専門的な部分だけでなく、「自己表現」としてのダンスをより多くの人に伝えていけたらいいなって思っていますね。

即興ダンスは「アート」でもあり、言葉で表せない部分を体で表現することができるんです。

これからも私のダンスや動画などが、誰かの「心の表現」を後押しできたら嬉しい限りです。

くろしゅん
くろしゅん

ありがとうございました!

かなみさんの考え方って、すごく丁寧であり綺麗だなぁと話を聞いていて何度も思いました。

最後まで面白いお話を、ありがとうございました!

以上、「100人のリクエスト曲に合わせて即興ダンス」”ありのまま”を表現するNYの踊り子、草島叶実(くさじま かなみ)さんでした。

ダンスについてよくわからない人でも、ぜひかなみさんのダンス動画を見てもらえたら、彼女の言葉の意味や心の声を知ることができると思います。

かなみさんについて「もっと知りたい!」という人や、彼女の活動を「応援したい!」という人は、ぜひ下記のURLからチェック!

草島叶実 (くさじまかなみ)
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ダンス活動
HP

次回のろるも学生もお楽しみに〜♪

ABOUT ME
黒澤駿
黒澤駿
山梨県の都留市でシェアハウスやカフェを運営しながら、東京の大学院へ通う旅人フリーランス。全国の素敵な学生へ取材をしてまわっています! 学生向けのイベントや、学生フリーランス養成講座の統括などを担当。 趣味は、ボードゲームと海外旅行。