夢を行動に移しているロールモデル(=ろるも)となる大学生「ろるも学生」への取材26人目は…
“忘れられない女の子”のための「香水とWEBマガジン」プロデューサー、Kuwabara Sayaka(くわばら さやか)さんです。
- Webマガジンや発信に興味のある学生
- 過去の経験に悩んでいる学生
- 自分のオリジナルの何かを作りたい学生
へ学びと刺激を届けることができたら嬉しいです。
成長意欲の大きい女子大生
Kuwabaraさん、こんにちは!
先日とあるイベントがきっかけで桑原さんの活動を知り、取材のお願いをさせていただきました。
本日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、自己紹介をしてもらっても宜しいでしょうか?
くろしゅんさん、こんにちは!
Kuwabara Sayaka(くわばら さやか)と申します。
神奈川県出身で、現在の活動拠点は渋谷にある「100BANCHI」になります。
Whomというオリジナルのブランドを立ち上げて、香水とwebマガジンを作っています。
本日はよろしくお願いします!
ご紹介ありがとうございます!
香水を作っている人に初めて出会ったので、どのような想いで作っているのかなど気になることばかりです。
次に、Kuwabaraさんの学生生活について、時系列に沿って簡単に教えていただけますか?
はい、わかりました!
大学1年の時は、「NES」という高校生のための起業家育成コミュニティの運営に誘わっていました。
大学2年生になってからは、スタートアップ系のインターンを何社かで行わせていただき、
- メディアの編集
- 人材マッチングの管理
- SNSマーケティングの立ち上げなどを経験させてもらいましたね。
この頃から、漠然と「焦り」のようなものがあったんです。
「何かスキルをつけたい!」と考えて、成長できる場がスタートアップかなと考えたので、思い切って色々な場に飛び込みました。
そして現在は、Whomというブランドを自分自身で行なっています。
「まずはやってみたい!」という純粋な気持ちが、桑原さんを動かしているのですね。
1年生の頃から学外の活動にも積極的に参加しているようで、「成長意欲」が大きい学生生活を送っている印象を受けました。
運営を手伝っていたという「NES」には、桑原さん自身も高校生の頃に参加していたりしたのですか?
オリジナルの香水とWEBマガジンを作る

そうですね。
私も高校3年生の11月頃に、「友達を作りたい!」「何かしたい!」という思いでNESに参加しました。
なので初めはビジネスに特別興味があったわけではないのですが、NESの中で服を作った経験から、モノづくりの面白さを学びました。
いろんな人と作り上げる過程や、作ったものを喜んでくれる相手の笑顔に惹かれたんです。
- 友達の繋がりが広がったこと
- 一歩を踏み出すマインドを培えたこと
- 「モノづくり」に興味を感じたこと
は今でも自身の活動に生きていると思います。
高校生の頃から、活発に動かれていたんですね。
高校生から大学2年生まで活動を経て、現在は「Whom(フーム)」というブランドを立ち上げて活動をされているようですが、具体的にはどのようなことをしているのですか?
Whomは、「忘れられない女の子」のためのプロダクトを作るブランドです。
現在は「香水」と「webマガジン」製作の2つを、主に行なってますね。
香水の方は2回目のサンプル作成に入っていて、夏から秋にかけてクラウドファンディングにも挑戦する予定です。
香りを身にまとうだけでなく、空間デザインをしている友達とのコラボしたりなど、何かと掛け合わせて普通の使い方とは違う香水を使ってみたりもしたいなぁと思います。
WEBマガジンについても、「忘れられない女の子」というテーマで2ヶ月に1回くらいのペースで発行しています。
WEBマガジン第1号読ませてもらいましたよ!
軸は「忘れられない女の子」というテーマではあるものの、そこから紐づく「タバコの話」や「思い出の場所の話」など様々なストーリーが語られていて、その世界観に惹きこまれました。
Whomの活動を始めることになったきっかけは、色々あるかもしれませんが特に大きかった出来事などが何かあったりするんですか?
「忘れられない女の子」になりたくて

きっかけは、自分の恋愛の失敗でした。
好きになった人には別の好きな人がいたり、そうでなくても自分のことは好きでなかったり、酔った勢いで色々許してしまったり。
そうした中で、渋谷駅を歩いていて、偶然彼の匂いがする瞬間がありました。
その時に、「なんかムカつくな」と思って。
わたしは彼のことを忘れられないけれど、きっと彼にとっての私は「あぁ〜そういえばいたな」くらいの女の子で。
もし偶然彼に会うことがあったり、新しい誰かを好きになることがあったら、その時には「あの時のわたしと同じ気持ち(=忘れられない女の子)になってくれたらいいのに」と思ってこのプロジェクトを始めました。
何だかアニメに出てくるような「エモい」エピソードですね!
きっとその桑原さん自身のリアルなストーリーや素直な気持ちに惹かれて、多くの人が活動を応援しているんじゃないかなって思いました。
でも、実際にプロジェクトとして行動するのは簡単なことではないと思うのですが、事業化することへのためらいなどはなかったのですか?
確かに、趣味や個人の想いの部分で終わらせず、プロジェクト化して多くの人を巻き込んでいったプロセスは、私にとっても新鮮なものでした。
最初はただ単に、自分主体でポエムのようなものをtwitterで書いたんです。そしたらそれが、予想をはるかに超える人の目に触れて「やらなきゃ!」って気がついたらなっていました。
妄想が現実になった瞬間です。
「救われる」「すごくわかる」など色んな人からの声をもらって、「もし自分のこの事業が誰かのためになるのであれば、頑張ってみたい。」という思いが芽生えましたね。
素敵な考え方だと思います。
きっと誰もが心の奥に抱えている、たくさんの傷や違和感などを素直に認めてあげることを、Kuwabaraさんの事業は体現しているのかもしれませんね。
ご自身の経験なども含めてお話いただき、ありがとうございました!
それでは最後の項目になりますが、Whomの、そしてKuwabaraさん自身の今後の展望を教えてください。
事業のペルソナと原動力は「自分自身」

私は、好きな人にとっての「忘れられない女の子」になりたい。
そして、その中で自分が自分であることを認め合える、やさしい世界を作りたい。
そんな風に考えながら、今後も事業を進めていきたいと思っています。
でも私にとっては「仕事」というよりは、素直な自分を大事にする「趣味」や「生き方」という感覚の方が近いのかもしれません。
常に目指すゴールや、想定しているペルソナは「自分自身」なので、自分がしっかりと納得できるものを作っていきたいし、だからこそ同じように悩む人に寄り添ったプロダクトを生んでいけたらと思っています。
具体的な展望としては「みんなが集えるリアルな場(拠点)」ができたら、また更に面白くなっていくのではないかと考えていますね。
SNSで想いをポエムのような形で発信したところから、この事業が始まったことも思い返すと、桑原さんの感情や人生観そのものを表現するものとして、Whomがあるのかなと思いました。
偽りのない、その素直な気持ちがお話の中からも伝わってきました。
リアルな場があればぜひ、僕も訪れて空気感や匂いなどを感じてみたいです。
Kuwabaraさん自身は、Whomの事業以外で何かやりたいことなどあるのですか?
私自身は卒業後、就職をして会社に勤めてみたいと思っています。
「人が関わる場所やもの」に興味があるので、オンラインだけでなく、オフラインやアナログで繋がっていけるような場所作りを、会社とその他でも取り組んでいきたいですね。
あとは、”自分を幸せにするように”頑張りたいです。
今の私は、自分に自信がないから迷ったり流されたりしちゃう時があるので、軸としてある「人と人との繋がり」を具体化していき、自分のここだけは譲れないモノを模索していきたいと思っています。
素敵なお話を、ありがとうございました!
恋愛や人生観についても触れた、とてもリアルなプロジェクトに大変興味が湧きました。
以上、”忘れられない女の子”のための「香水とWEBマガジン」プロデューサー、Kuwabara Sayaka(くわばら さやか)さんでした。
Kuwabaraさんについて「もっと知りたい!」という人や、彼女の活動を「応援したい!」という人は、ぜひ下記のURLからチェック!

次回のろるも学生もお楽しみに〜♪