学生団体でインタビューを主に行う団体も色々とありますよね。
「思わず読みたくなる学生インタビューサイト10選」(NAVERまとめ)
「ミキ★レポ」など、学生がインタビューすることで注目を浴びているケースも少なくないと思いますが、
「良いインタビュー記事」と「いまいちなインタビュー記事」の違いはなんでしょうか?
まずは「いまいちなインタビュー記事」にならないように、また取材相手のかたに迷惑をかけないため、
最低限気を付けたほうがいいことを5つにまとめました。
Contents
1.自分たちの常識や物差しで物事を考えない
学生団体の学生にありがちだと思うのですが、自分たちの常識や物差しで考え過ぎです。
社会人であれば「学生団体」とワードすら知らない人もいるでしょうし、
自分が有名だと思っている人も世間では決して知られているわけではありません。
twitterやFacebookなどでよく見かけるのは、SNS上の小さなネットワークでの話なので、
相手が知っているかどうか、を確認しながら話すようにしましょう。
学生団体など自分たちが少数派ということを理解しておくことは重要です。
2.取材は相手の時間を奪う行為と認識する
取材相手が学生の場合、取材される学生もまんざらでもないでしょうし喜んで請け負うことが多いですが、
取材されることで、お金が発生するわけでもブランディングにもなりません。
新聞やテレビなどの大手メディアであれば広告効果は見込めますが、
学生が運営するメディアでそれほどの広告効果が見込める媒体はほとんどないと思います。
つまり、インタビュイー(取材される人)はボランティアで取材を受けています。
自分たちが取材してあげているといった態度であったり、相手の時間を無駄にするような行為はやめましょう。
3.掲載を前提とした取材は絶対に掲載する
ごくたまに取材を掲載するとの話でも、掲載せずにインタビューが無駄になることがあります。
もちろん取材をした上で、記事の掲載を検討するなどの旨を事前に伝えておけば問題ないですが、
特に理由もなく、インタビューしても掲載しないのは相手に対してとても失礼です。
また、掲載しないケースはないとしても、
「記事のおおよその掲載時期を事前に伝える」
「掲載記事の内容の事前確認を行う」
などがないことがたまにあるので、こういった点も気を付けましょう。
4.事前に質問事項をまとめておく
どういったインタビュー記事にするのか事前に考えていることは多いですが、
それらをしっかりと質問事項として紙に書き出しておきましょう。
インタビューをしている最中では、
どんな質問をするのか忘れてしまいがちになってしまいますし、
聞き漏れがあったらせっかくの時間をもらっているのにとても勿体無いです。
目安としては、絶対に聞くべき質問は5~7こ、
それとは別に、思いつく限りの質問を事前に紙に書きだしておくのがいいと思います。
5.インタビュー時の役割分担を決める
学生のインタビューのときには、1人より複数人のことが経験上多いのですが、
複数人で取材するときにはしっかりと役割分担を定めましょう。
お互いに質問をぶつけていては深い話がしにくいケースもありますし、
どういった立ち回りで取材を行うのか決めておくといいです。
・1人が聞き出す役だとしたら、もう1人が話が逸れ過ぎないようにする
・1人が取材をメインで行い、もう1人は撮影とメモなど取材の補助を行う
ただの付き添いであれば必要ないですし、人数が余計に多いと気になる人もいるかと思います。
質が高いインタビューは、取材をする側も取材される側も双方にとって、とても有益な形になります。
ぜひとも少しでも有益な形で社会に発信できるようなインタビュー記事を目指してください!