就職活動で大変な労力を使い、努力をするのは学生だけではなく、企業もそう。
企業の人事担当者は優秀な人材、会社にマッチした人材、
ポテンシャルのある学生をとるか必死です。
そこで現れたのが、
優秀、本気の学生を探しだすために、就活を受ける際に「受験料」をとる制度です。
あなたは「受験料」をとられてまでその企業にエントリーをしますか?
就活生の本音
実際に就活生へアンケート調査を行った結果はこちらです。
入社試験への受験料導入について
「意図は理解できる」:36.7%(男子45.1%、女子32.9%)
「受験料を取るのはおかしい」:43.3%(男子38.3%、女子45.6%)
「どちらともいえない」:20.0%(男子16.6%、女性21.5%)
入社試験に受験料、就活生はどう思う? 「意図は理解できる」「ほかの方法があったのでは」(ITメディア・ニュースより)
こちらのアンケートでは、理解できる学生も少なくはないですが、
それ以上におかしいと感じる大学生が多くいることがわかります。
より真剣な学生をとることができる、双方にメリットがあると理解する学生がいる一方で、
受験料をとる以外にも、真剣な学生を選ぶ方法はある、多くの企業が受験料制度を採用したら困る、
とする声も多く挙げられている。
やはり学生としてはお金を取られることに抵抗があるようです。
ドワンゴ会長の意図
この制度を発案した、ドワンゴ会長の意図は、
ドワンゴにあった、ここでしか働けない人材の採用を行いたい、
しかし、SPIなどの普通のスクリーニングでは、他の企業と同じことをしているにすぎない。
そこで、お金という一番生々しい、難しいものでスクリーニングをすることで、
本気の学生を採用することに繋がるのではないかと考えている。
反対意見も予想どおりとのことで、
お金でのスクリーニングは一例、最適な方法とは考えていないが、
意思を測るためにはいい方法だと考えているそうです。
大学生にとっては負担になるため、反対する学生は多いようです。
ですが、全体の流れとは関係なく、ドワンゴに入りたいという学生は受験料を払い、
就活を受けるのもひとつの手なのではないでしょうか。