やはり金融業界への就職希望者は多いです。
その理由は一様ではないですが、やはり安定、福利厚生の厚さなどがその大部分を占めるのでしょう。
そんな金融業界への就職に関して、大学研究家の山内太地氏が面白いデータを示しています。
東京大、一橋大、慶應義塾大などの経済学部に行くべきなのは言うまでもない。地方国立大はどうしても選択肢が地元に限られてしまうし、中堅私大では出世は難しい(それどころか入社も)。筆者は著書『時間と学費をムダにしない大学選び最辛ガイド2014』を執筆するために、全国の主要大学の経済学部の金融・保険業界就職率を調べたが、面白いほど偏差値順だった。
地方銀行では旧帝大クラスばかりではなく、MARCH(明治、立教、中央、法政)、関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)出身の役員も散見されるので、メガバンクで出世競争を戦うのではなく、地元で堅実な地方銀行や信用金庫に行くのも手だ。
「金融業界」への就職に強い大学はどこ?(zakzakより)
【主な私大の金融・保険業界就職比率ランク】
金融業界への就職はやはり学歴が重要
上記を見た様子では、やはり金融業界への就職には、学歴が色濃く反映されるようです。
具体的には、
・企業内や上層部にOB・OGが多い
・大学受験に裏付けられた、高い学力が担保になる
ということが主な理由。
さらに、メガバンクへの内定を狙う学生ともなると、東京大学、一橋大学、慶応義塾大学などの経済学部という学歴を求められます。
だが自分が聞いた話では、体育会にはいっている大学生は、その先輩達のおかげでメガバンクへの就活が多いです。
(実際はトップ校からの就職で無い限り、出世はかなり厳しいようなので、おすすめできるかどうかは別ですが)
マーチは地方銀行が狙い目
マーチや関関同立などのランクの大学も、メガバンクでの出世は難しいかもしれないですが、地方銀行では役員が散見されます。
また、立教大学や青山学院大学などのミッション系の大学に関して言えば、地方銀行への就活率は特にいいです。
特に男子学生よりも女子学生の割合が多いのが印象的です。
しかしもちろんこれらの大学外でもメガバンクに就職している学生もいるだろうし、出世に関しても学歴外での考慮もあるでしょう。
名前の上がらなかった大学生も諦めずに学ぶ姿勢が重要な要素になってくることを感じて、努力する姿勢というのを持ってみてはいかがでしょうか。
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