夢を行動に移しているロールモデル(模範)となる大学生「ろるも学生」への取材6人目は…
「自分の力でお金を稼ぐスキルを身につける!学生フリーランス」として活動している、香西 俊哉(こうざい としや)君です。
- バイトに不満を持っている学生
- webやフリーランスの仕事に興味がある学生
- 何か新しいことに打ち込みたい学生
へ学びと刺激を届けられたら嬉しいです。
就活をしない大学4年生
「フリーランス」という言葉を最近よく聞くのですが、実際にフリーランスとして生活をしている学生がいるのか気になっていたんです。
ぜひそのリアルな様子を聞かせていただけたら嬉しいです…!
それでは早速、自己紹介してもらってもよろしいでしょうか?
はい、香川大学 法学部4年 香西俊哉です。
みんなには「トッシー」と呼ばれているので、気軽に呼んでください。
現在大学を休学していて山梨に移り住み、「株式会社ponnuf」の開催するフリーランス合宿の講師や企画を行っています。
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トッシーさん、はじめまして!
現在は休学中なんですね。地元と大学は四国と聞いていますが、今も山梨にいるんですか?
「フリーランス合宿」についても気になったので、また後ほど質問させてください。
そうですね。講師として関わっているフリーランス合宿の開催がきっかけで、山梨県の都留市という静かな街に住むことになりました。
ただ、あと半年間大学の授業が残っているので、春には四国に帰る予定です。
「フリーランス」として今後も活動していこうと思い、途中で就職活動を辞めその分、自分のやりたいことや身に付けたいスキルに対して時間等を活用することができました。
なるほど〜!山梨県に住むようになったのは仕事が関係していたんですね。
大学生なのに仕事をしていたり、拠点を移動しながら生活していたりという点が、珍しいなぁと感じるのですが昔から周りとは違った考えを持っていたのですか?
「留学」と「休学」が僕を変えてくれた

いいえ、僕は部活に打ち込むいたって普通の大学生でした。
しかしそんな僕の大学生活を「留学」と「休学」という経験が、大きく変えてくれたんです。
2016年8月にブルネイダルサラーム大学、2017年1月からチェンマイ大学へ交換留学を経験しました。留学中に現地でできた友人の大学生離れした行動力に刺激を受け、僕は帰国後に休学することを決意ました。
初めは単純に、「環境を変えたい」「語学を身に付けたい」という目的で交換留学に行ったのですが、留学中に出会った他の学生との出会いはそれ以上に僕を変えたのです。
確かに、出会う人の影響ってすごく大きいですよね…
僕もその刺激が欲しかったり、もっと学びたかったりして、こうやってインタビューを重ねているんだと思います。
留学については知れたので、今度は「休学」という二つ目の転機についても聞きたいです!
2017年10月から、大学を休学し始めたのですが、休学中はとにかくいろんな活動に取り組みました。
東京で就活やインターンに並行して、プログラミングを勉強したり「一般社団法人Fora」が主催する「学問ファシリテーター養成講座」などに参加したりと、挑戦してみたいと思ったことにどんどん足を運びましたね。
それまではずっと四国の中の閉鎖的な環境にいたので、海外だけでなく東京などの別の地に飛び込むことも新鮮でした。
休学中の活動については書籍化も決定しているので、気になる方は読んでいただけたら嬉しいです。
様々な活動に熱心に取り組んでいたことが、お話からも伝わってきました。
「環境を変えてみる」って言葉にするのは簡単かもしれませんが、実際に行動に移すとなると結構難しいんじゃないかなって思うんです。
「フリーランスとして活動していこうと決めた」と前半でおっしゃっていましたが、フリーランスに出会ったきかっけを教えてください。
「フリーランス」という生き方の選択

実は昔からずっと公務員志望だったんです。
しかし留学と休学を通じて、いろいろな場所に参加するようになって。
その中の「田舎フリーランス養成講座」でフリーランスと出会いました。
公務員とフリーランスなんて、真逆なような気がしてとても興味深いです。
その「田舎フリーランス養成講座」がどういうものなのかを、トッシーさんの経験も交えて少し教えてください。
「 田舎フリーランス養成講座」を簡単にまとめると、「フリーランスとして独立しやすいWEBスキルを、現役で活躍しているフリーランスの講師から教えてもらえる1ヶ月間の田舎移住体験プログラム」です。
僕の場合は、最初の1週間で自分がしたいことを見極めて軸と方針を決め、2週目からがっつり分野を絞って納品していきましたね。
納品開始からの3週間で収益10万円を達成し、自分もフリーランスとして生きていけるのではないかと実感しました。
端的にまとめていただき、ありがとうございます。
会社に所属せずフリーランスとして生きるという選択に不安はなかったのかな、なんて思ったのですが、実際に稼げた経験がその不安を消してくれたということですね。
“自分で生きる”スキルを身につけるために

僕は、2018年1月に就活を辞めました。インターンの際に、自分には最終的な決定権がないことに気づいてモヤモヤしたのが理由です。
やはり僕は、「自分で動かしたい!」という気持ちが強くあったので、就活をやめて自分で事業を始めました。
web以外も転売などに挑戦したこともあります。
転売もしたことがあるなんて…
トッシーさんは本当にいろいろなことに飛び込んで、そこで自分を見つけているような気がしました。
同じように自分で何かを起こしたいという学生もいると思うので、そんな人たちのためにアドバイスがあれば教えて欲しいです。
難しいことを考えずに、まずは「環境を変えること」が、一番早くて良いと思います。
自分も環境を変えたところから始まりました。
学校のことや生活で迷ったなら「休学」という選択肢も決して悪いことではないですし、その際は「東京」「海外」など今と違う場所に移動して、環境を一気に変えるのもオススメですね!
ただしその時に忘れて欲しくないのは、環境を変えた先に何があるかをリサーチをして把握することを事前に行うことと、「自分は今何を目指しているんだろう」という目的意識を常に持つことです。
以上、「自分の力でお金を稼ぐスキルを身につける!学生フリーランス」香西 俊哉(こうざい としや)君でした!
彼のビジョンでもある「世界中の子供達が自分の可能性を信じられる世界に」という言葉が、取材後の今でも心に焼き付いています。
時には悩みながらも、メンバーみんなで夢に向かう姿は本当にカッコイイ。これからも頑張ってくださいね、応援しています!
記事内でも紹介しましたが、香西くんは今
- 休学者の寄稿を集めた書籍の執筆(2019年発行予定)
- フリーランス養成講座の企画等
を力を入れて行っているようです。
香西君のことを「応援したい!」「もっと聞きたい!」という人は、ぜひ下記のURLからチェックしてみてくださいね。
次回のロルモ学生もお楽しみに~♪
