最近は大学を休学するハードルが下がってきています。
この記事を読んでいる学生の中にも、休学を検討している学生、もしくは既に休学をしている学生も少なくないと思います。
休学をして世界一周に行く学生、長期インターンに挑戦する学生など、休学の理由は学生によって様々です。
休学は書類一つでできるため、気軽に考えている学生も多いかもしれませんが、色々と考慮した上で休学はするようにしましょう。
休学という選択肢を選んだからにはその機会を最大限活かしてもらいたいので、今回はそんな学生のために休学のメリット・デメリットをご紹介します。
休学のメリット
寝ても覚めても時間がある
休学をすると今まで学校に行っていた時間が自分の時間になるため、その時間を自由に使うことができます。
起きてから寝るまで、何をするのも自分の自由です。
今までは学校の授業があって、できなかったことにチャレンジすることもできます。
海外への渡航などは不可避に授業に参加できなくなりますので、休学との相性は非常に良いですね。
時間に余裕ができることで、心にも余裕ができるため、前に進む活力になるかもしれません。
学校に籍を残すことができる
学校に籍を残すことができるのが休学の一番のメリットと感じる人は少なくないと思います。
普通に就職するのであれば、無所属期間を作ることはあまりオススメしないので、退学するよりも休学する選択肢をおすすめします。
さらに、籍を残している以上、扱いは「学生」になりますので、学割も適用されます。
学校に行かないまま、学生という身分を最大限に利用することが可能です。
インターンする場合やイベントに参加する場合は、学生のほうが優遇されるケースも少なくないので、休学して学生という身分を使うのは非常におすすめです。
休学のデメリット
時間がありすぎる
時間に余裕ができるということがメリットの一つですが、それは一方で「時間がありすぎる」という問題点にもなりえます。
時間の使い方は自分次第なので、同じ休学でも時間の使い方によって休学の質に差がでます。
もともと時間の使い方が上手な人は休学する必要がないので、休学したからといって徹底して効率的に時間を使えとまでは言いませんが、下手な使い方をするのはもったいないです。
休学して時間ができたのはいいが、どう時間を使ったらいいかわからず、結局休学した意味があまりなかった学生もいます。
せっかく休学という選択肢を選ぶのであれば、休学期間の時間の使い方まで考えてから休学しましょう。
時間は有限です。
休学した分、社会に出るのが遅れることも頭に入れておいてください。
通常よりお金がかかる
国立大学の場合、休学費用が全くかからない大学が多いですが、私立大学の場合は多かれ少なかれ休学費用が発生します。
休学費用の高い大学の場合、1年間の学費の半額以上を支払わなければならないこともあります。
お金がかからない、もしくは安いからと言って休学を軽く捉えるのも良くないです。
学費を親に負担してもらっている学生の場合、尚更深く考えるようにしましょう。
休学を検討している学生は参考になったでしょうか?
休学に対しては賛否両論あるので、自分の考え方を信じて良いですが、安易には考えてほしくありません。
休学をして大学の同期よりも多くの経験を詰み、社会に出てから成功する人もいれば、休学をしたことを後悔する人もいます。
メリット・デメリットを考慮した上で、デメリット以上にメリットが大きいと感じた場合は休学することをおすすめします。
休学を選択した場合はその時間を後悔しないように、時間の使い方をよく考えて行動をするようにしましょう。