ススメライターの依田です。
実は私、学生団体を1つ潰してしまった経験があります。
大学3年生に上がる春休みに団体の活動が鈍り、そのまま自然消滅。
正直、いつの日からか「この団体はいつか潰れてしまう…」と思うようになっていた自分もいて、罪悪感にかられていた時期もありました。
さらに、ものすごい方がこの団体を作られたと聞いていたので、創始者の方に申し訳ないという気持ちもありました。
このように、以前は栄えていたのに気づいたら消えていたor元気がなくなっている…
今回はそんな学生団体の特徴についてまとめてみました。
自分の学生団体は当てはまっていませんか?
Contents
団体のミッション、目的、理念が曖昧
この団体は何のために、誰のために存在していて、何を達成することを目的としているのか。
それが曖昧。
だから、毎年大きくミッションを変えている。
潰れる学生団体の大きな特徴はここではないでしょうか。
だから、メンバーが色々な方向を向き始めるのです。
そうなると団体内が分裂し、崩壊していきます。
伝統がない
団体のミッション、目的、理念が曖昧だから毎年変化する。
イベントごとに変わっていく。
そうなると、その団体の「伝統」がいつまでたっても作られません。
伝統がないから、ミッション等が変わりやすいということもあります。
伝統に縛られたくない…と思っている方もいるかと思いますが、伝統に沿ってまた新しいことを生み出すことだって可能です。
もし団体の理念と自分の考えが合わない時は団体を変えたほうが団体のためです。
先輩とのつながりがない
「伝統がない」につながりますが、伝統がない団体は、団体を卒業した先輩との関わりが薄いです。
私の団体も先輩との関わりが0でした。
先輩のバックアップと言うものは思っている以上に大きいです。
やはり先輩がいるからこそ歴史があり、団体のミッションはすぐに変えられるものではありません。
それが長続きの秘訣です。
引継ぎがしっかりできていない
まさに私の団体です。
例えば…
銀行口座の口座番号
お金の管理は団体の質を表します。
私の場合は口座番号は教えてもらったけものの、パスワードはもらっていませんでした。
そしていざ口座を使うときに先輩に聞いたら忘れていた。
SNSのアカウント
Twitterなどを始めとしたSNSアカウントのパスワードがすぐに引き継がれませんでした。
そのため、その引継ぎされていなかった期間の更新ができないということになります。
その期間、団体の宣伝はストップしてしまいました。
NPO法人の引継ぎ
専門用語もあり、そもそもほとんどの学生は法人について知りません。
当然引継ぎは難しいです。
それにも関わらず、適切に教えてもらうことができませんでした。
その理由が驚きのものでした。
聞いてみたところ昨年はその先輩の更に先輩にやってもらっていたから、また別の先輩とコンタクトを取らなければならなかったとのことです。
先代すら引き継いでもらっておらず、昨年行っていたことが不明瞭だったのです。
事務関連の引継ぎがされていないと、それに時間が取られることが非常に多い。
それが団体への帰属意識を低くする原因にもなります。
HP,twitter,facebook等の更新がずさん
ここが動かなくなったら終わりです。
たいした活動もしていないから、更新もできない。
元気な団体ほどSNSも元気だと思いませんか?
元気な学生団体はSNS更新を怠らず、団体の活動の記録を残したり、また交流の場としています。
逆に、元気がない学生団体ほどほとんど更新をしていません。
以上、長続きしない学生団体の特徴でした!
あなたの学生団体は当てはまっていませんか?
もし当てはまる箇所があれば、今日からでも改善していきましょう!