こんにちは!
ススメライターの依田です。
9月より上海留学をしています。
先週「日本のイメージ」を変えた「日本文化」。海外にいるからこそ気付けた日本のいいところという記事を書きました。
日本の文化が日本のイメージをよい方向に変えた、という日本文化をプラスに捉えた記事です。
しかし、当たり前の話ですが、日本文化の全てが海外でうけるわけではありません。
今回はまた別の視点から「日本文化」を見ていきたいと思います。
Contents
3Sは本当だった
みなさんは「3S」というジョークを知っていますか?
会議の際に、外国人から見た日本人の印象は
Silent(沈黙)
Smiling(微笑)
Sleeping(居眠り)
だと言います。
私はこれはあながち間違っていないのではないかと思います。
会議ではありませんが、授業中の日本人学生の様子を見ているとまさにこれに当てはまります。
かくいう私もその1人だということは否めないのですが…。
外国人の友達に「あなたは授業中はうなずくだけなのに、休み時間はよくしゃべるから別人みたいよ」と言われたことがあります。
先生がよく日本人学生に言うことは、「せっかく語学の勉強に来てるのだから、恥ずかしがらずにもっと授業中に発言しなさい」ということです。
外国人は臆せずに話す人が多いため、日本人よりも会話力が高い人が平均的に多いような気がします。
おもしろいのは、その反面筆記テストで成績がいいのは日本人だということです。
会話力は高くないものの、じっくり思慮して与えられたものに真剣に取り組む姿勢が表れているように思います。
群れる日本人
日本人の特徴の一つとして「群れる」というのが挙げられます。
「1人でいたくない」
「1人でいるとかわいそうと思われる」
「周りの目が気になるから、みんなと同じでいなくてはならない」
これが一般的な日本人の心理だそうで、島国民族、また農耕民族である我々の性です。
ここ上海でも、日本人はとことん群れています。
私の大学でも日本人は基本的に大人数で行動しているイメージがあります。
でも、留学に来ているのになぜ日本人だけで群れるのでしょうか。
中国語が上手くないのであれば、なおさら外国人と練習し合うべきなのに…と私はいつも思っています。
私は上海に来るまで「群れる」ことはいいことであると思っていました。
みんなでいれば楽しいし、いつだって人の温かさを感じることができる。
でも、留学に来て考え方が変わりました。
時として群れることは自分の意見を持つチャンスを失います。
集団は個人の思考を殺すことが多いからです。
出る杭は打たれる、と言い換えることもできます。
そして、そのために小さなきかっけを落とします。
最後に
日本文化を否定する記事を書くことは日本人としてよくないことであるということは重々承知しています。
ただ、この文化が海外において時として不利に働くこともあります。
良いところと改善すべきところは紙一重です。
海外に出てみて、日本人の特性がたくさん見えてきました。
次にみなさんが海外に出た時に、海外の雰囲気を楽しむと同時に日本人の特徴探しをしてみてはいかがですか?