インタビュー

世界中の孤児院にミュージカルを届ける「NPO法人 LES WORLD」 団長 | 志藤 大地

夢を行動に移しているロールモデル(模範)となる大学生「ロルモ学生」への取材7人目は…

「パフォーミングアーツ × 教育」のワークショップを、世界各地で届けているLES WORLD(レ・ワールド)代表、志藤大地(しどう だいち)君です。

  • 子供と関わる仕事や活動に興味のある学生
  • 海外の孤児院など、支援活動をしてみたい学生
  • ワクワクすることを見つけたい学生

へ学びと刺激を届けることができたら嬉しいです。

 ミュージカルを届ける大学生

ニノ
ニノ

大地さん、初めまして!

今回は「パフォーミングアーツ教育」という聞きなれない言葉を耳にし、すごく内容が気になっています。

まず始めに、自己紹介してもらってもいいでしょうか?

 

志藤
志藤

はいはい!どーも!産業能率大学 情報マネジメント学部 4年の志藤大地(しどう だいち)です。

現在は福岡の北九州を拠点に、「旅するエンターテイメント集団LES WORLD(レ・ワールド)」で活動しています。

今日はよろしくお願いします!

 

ニノ
ニノ

なんか、やけにテンション高いですね!

でも初対面なはずのに会ったことがあるような感じもして話しやすいので、ありがたいです。

早速なのですが、「旅するエンターテイメント集団 LES WORLD」ってどんな団体なんですか?

 

志藤
志藤

LES WORLDを一言で説明すると、「海外の孤児院にミュージカルを届けている団体」です。

「世界中の子供達が自分の可能性を信じられる世界に」というビジョンのもと、LES WORLDのメンバーが孤児院に実際に出向いて、1〜2週間で一緒に1つのミュージカル(パフォーミングアーツ)を創っています。

 

ニノ
ニノ

なるほど!とても素敵なビジョンですね、

実は僕、今まで一度もミュージカルというものを見たことがないんです。だから一体どんなものなんだろうってイメージがなかなか湧かなくて…。

どんなミュージカルを海外に届けているんですか?

ミュージカル制作に込められた熱い想い

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志藤
志藤

「ダンスととアートと音楽を融合させた舞台芸術(パフォーミングアーツ)」を海外に届けています。

実際に、今年2018年の夏にカンボジアで1つのミュージカルを創ってきました。

孤児院Hope of childrenに約2週間滞在をして、舞台の装飾を作るところから歌や演劇を子供と一緒に創りました。

ミュージカルなんて経験したことのない子ども達が、2週間で歌、ダンス、演技を覚え、たくさんの観客の前で披露する。それが完璧にできたときの子ども達の喜んでいる姿にキャストは泣きそうになっていました。

いざお別れの時間となると、子どもたちは涙を流したり、寂しそうな顔をしてキャストのそばに近寄ってきて、ぎゅっと抱きしめてきたり…みんな別れを惜しみました。

語りだしたら語りきれないほどの、夢のような時間でした。

 

ニノ
ニノ

過去の活動の様子を動画でも観させていただきましたが、何よりもみんなで創り上げていく様子が伝わってきて、感動しています。

きっと子供達にとっても、かけがえのない体験だと思うんです。

来年も、そして再来年も繋がって、ミュージカルを更にパワーアップしていけたら素敵ですね。

実際にミュージカル製作を子供達と一緒にしてみて、得たことや活動の成果などがあれば教えてください!

 

志藤
志藤

カンボジアでのミュージカル制作を通じて、子供達の一生懸命な姿や喜ぶ姿を見れて、本当に感動しました。

また、「”パフォーミングアーツだから”良かったこと」として

  1. 言語や文化や国境の壁を簡単に超えることができる
  2. 言葉とは違う形で自分を表現できる(=素の相手と通じ合うことができる)
  3. 子供達が何かに挑戦するハードルになれる

ということを実感しました。

 

ニノ
ニノ

教えてくださった3つの要素は、「教育」だけでは成し遂げづらい要素ですもんね。

団体のこと、色々教えてくださりありがとうございました!取材等などを通じてメンバーの方にもお会いしましたが、とても素敵な団体だと思いました。

ここで、大地くん個人の想いを少し聞きたのですが、そもそもいつ、そしてなぜLES WORLDを作ろうと思い立ったのですか?

 

カンボジアで出会ったストリートチルドレンとの話

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志藤
志藤

話は少し遡るのですが、大学2年生の春休みにボランティアでカンボジアへ行きました。

ある日ナイトマーケットへ行った時、ストリートチルドレンの子にお金を要求されて。

僕は「お金を入れたらいいの?」って最初は悩んだけれど、「それじゃあ何も変えられない… 。でもどうしたらいいかわからない。」とさらに悩みました。

この経験から僕は、「何かを変えられる人間になりたい。」と心に誓ったんです。

 

ニノ
ニノ
なるほど…。

それで、その答えを知りたいと思って、今度は「世界一周」の旅に出たってことですね。

 

志藤
志藤

まさに!ただ世界一周が終わってもその答えは見つからなかったんです。

日本に帰国してから、とある旅のイベントで、一緒にLES WORLDを立ち上げた田中こうすけという人間に出会いました。彼も自分と同じような思いでダンスをしながら孤児院をまわっていたんです。

「俺もマダガスカルでストリートチルドレンに会ったんだ。でもその時、お金をあげるのではなくダンスを教えてあげたら、逆にお金をもらったんだよ。大地、エンターテイメント(パフォーミングアーツ)だったら何か変えれるんじゃない?

と彼は僕に言ってきました。

その言葉に感化され、数ヶ月後に電話で伝えました、「起業しよう」と。

 

ニノ
ニノ

なんだか話を聞けば聞くほど、パフォーミングアーツの可能性は無限大なんじゃないかって思ってきました。

最後になりますが、大地君やLES WORLD今後の展望を教えてください。

 

“パフォーミングアーツ教育”の可能性と今後の展望

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志藤
志藤

今ですら、様々なメンバーに支えられてカンボジアでのミュージカル制作を成功させられた訳ですが、更にいろんな才能を持ったキャストと繋がっていきたいですね。

「パフォーミングアーツ」は舞台芸術を広く意味しているので、本当に多種多様なものだと思います。

だからこそ、その舞台に関わるいろいろなものの掛け合わせによって、更に新しい可能性を見つけることができるのではないでしょうか。

今後もっと多くの国の孤児院を訪れていく予定でして、次は孤児院の子供達とミュージカル映画を作りたいです。

 

ニノ
ニノ

「ミュージカル映画」ですか!?

ミュージカルを作るだけでも大変そうなのに、映画までなんてすごいですね。

確かに面白そうですが、映画を作るのはいったいなぜなんですか?

 

志藤
志藤

「大変なこともある」からこそ、ミュージカル制作が子供達にとっても大きな成功体験になり得るし、その様子を実際に見ていると作る過程にこそ価値があると気づきました。

今までは「村の人に向けての発表」がミュージカル制作のゴールだったんです。

今後はその過程も、youtubeなどの映像媒体で発信していくによって、活動をより多くの人に知ってもらうこともできるし、子供を応援する孤児院への応援もできるんじゃないかなって思って。

ミュージカル映画を見た人が、直接孤児院に募金をできたり、何かしらの形で支援を出来るような形態を作れたら嬉しいです。

 

ニノ
ニノ

以上、旅するエンターテイメント集団LES WORLD(レ・ワールド)代表、志藤 大地(しどう だいち) 君でした!

彼のビジョンでもある「世界中の子供達が自分の可能性を信じられる世界に」という言葉が、取材後の今でも心に焼き付いています。

時には悩みながらも、メンバーみんなで夢に向かう姿は本当にカッコイイ。

これからも頑張ってくださいね、応援しています!

 

LES WORLDは今、

  • 活動を支えてくれるサポーターの募集 [こちらから]
  • 次回ワークショップを一緒に届けるキャストの募集 [こちらから]

を行っているようです。

大地君のことや、LES WORLDのことを「応援したい!」「もっと話を聞きたい!」という人は、ぜひ下記のURLからチェックしてみてくださいね。

次回のロルモ学生もお楽しみに〜♪

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志藤 大地(しどう だいち)
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ABOUT ME
ニノ
ニノ
学生向けWebメディア「ススメ」の専属ライターです。学生の一歩を応援するべく、「輝く!ろるも学生インタビュー企画」で全国を飛び回っています。Twitter(@gakusei_ssm555 )もやっているので、よかったらフォローしてください!