インタビュー

「地域のみんなに元気を届けたい!」地域食堂を開催する地方大学生 | 清水 綾子

夢を行動に移しているロールモデル(模範)となる大学生「ろるも学生」への取材11人目は…

多世代の人が集まれる、地域の居場所を作るため活動する「つるっ子プロジェクト」代表、清水綾子 (しみずあやこ)さんです。

  • 子供と関わる活動に興味のある学生
  • 地域に根ざした活動をしてみたい学生
  • 大学生活で新しいコミュニティを見つけたい学生

へ学びと刺激を届けることができたら嬉しいです。

 地域にたくさんの笑顔を届ける地方大学生

ニノ
ニノ

清水さん、初めまして!

最近「地域食堂」という言葉を何度か耳にするようになり、興味が湧いていたんです。今日は実際にされている活動についてなど詳しくお話をお聞きできたら幸いです。

まずはじめに、自己紹介をしてもらってもいいでしょうか?

 

清水
清水

はい、こんにちは!都留文科大学 文学部 比較文化学科 3年の清水 綾子です。

現在は山梨県の都留市という田舎町で、「つるっ子プロジェクト」という地域食堂を開催しています。

今日はよろしくお願いします!

 

ニノ
ニノ

「都留(つる)」という地名は初めて聞きました!山梨県にあるんですね。

富士山や富士急ハイランドが近いということで、もしかしたら昔僕も通ったことがあったのかもしれません…!

早速なのですが、「つるっ子プロジェクト」ってどんなことをしている団体なんですか?

 

清水
清水

つるっ子プロジェクトの活動を一言で説明すると、「毎月第3水曜日の夜、”つる食堂”という名の地域食堂を開催している団体」です。

「子どもから大人まで地域の人が集まれるみんなの居場所」という理念のもと、都留文科大学生の有志で集まり、地域のお寺にて活動をしております。

 

ニノ
ニノ

心温まる理念ですね!

実は僕、未だに「地域食堂」という言葉を聞いたことはあるのですが、どういうものか詳しく説明はできなくて…。

地域食堂って実際にどんなことをするんですか?ご飯をみんなで食べるというのは、なんとなくイメージは湧くのですが…。

みんなの身近にある「食」に焦点を当てる意義

清水
清水

私たちが手がける「つる食堂」という地域食堂は、子供もお年寄りも大学生も誰でも参加できる、ゆったりとした夕ご飯会のことです。

夕飯を食べるだけでなく、子供が自由に遊んだり、季節によってはイベントを用意したりと工夫をしています。

活動が本格的に始まった2018年7月頃〜11月までの計5回で、累計200人以上の方に参加してもらいました。

 

ニノ
ニノ

過去の活動の様子を写真等で見させてもらいましたが、子供たちの笑顔が素敵ですし、意外と大人の方も多く参加していることに驚きました。

いろんな人が「つる食堂」を居場所にしていることが伝わってきます。

そして「つる」食堂という名前そのものも、年齢などの対象を設けずに地域の人全体に当てはまる言葉で良いな、って今気づきました。

 

清水
清水

そうなんです。

昔は「子ども食堂」という名前で開催していたのですが、子どもだけでなくてお年寄りの方も含めた、地域に住む誰もが集える場所を、大学生が主体的に関わって作って行こうと思い名前を「つる食堂」に変えてリスタートしました。

また、みんなが身近に感じられる「食」という点をメインに開催をし、その先に「読み聞かせ」や「レクリエーション」などメンバーがやりたいことを足したりしています。

「○○というイベントをします!」よりも、「みんなでご飯でも食べながら過ごしましょう!」と告知したほうが、「お腹空いてるし、ちょっと行こうかしら」と気軽にこれるのかなって思うんです。

実際にご飯をメインにしてから、多世代の方に、そしてより多くの方々に参加してもらうことができました。

 

ニノ
ニノ

確かに、「体を動かして遊ぼう!」と言われても、疲れていたり体を動かすのが苦手だったりすればきっと行きづらいですし、世代が違うと多少抵抗もありますもんね。

ご飯なら世代関係なく、少しだけって立ち寄るきっかけになりますし、一度行ってみて仲間ができたらまた来月も友達誘って行ってみようかな、となるかもしれません。

それでは次に、清水さんがこのような活動をするようになった理由を教えて欲しいです。

 

地域に出てから変わった私の学生生活

清水
清水

大きく分けて2つの理由があります。

入学当初畑のサークルに入っていたのですが、そこで地域の方々に手伝ってもらって、こうやって学生と地域の人が関われる場があるって良いなぁと思ったんです。だから私も、学校を飛び出して、もっと地域に関われる学生生活を送ろうと思いました。

2つ目の理由としては、子供の課外活動に興味があったことが挙げられます。

「放課後子ども教室」という、子どもと放課後に遊んであげる活動をしていたこともあり、それがきっかけでつるっ子プロジェクトの前進となる「子供食堂」の団体に出会いました。

 

ニノ
ニノ

「子供食堂」から「地域食堂」へと少しずつ活動も変えながら、想いを込めて活動をされてきているんですね。

他にも何か、前進となる団体から変えた点や、普段の活動で工夫してきた点などがあればもう少し知りたいです!

 

清水
清水

やはり、当初と一番変わったことはターゲットとなる層の設定ですね。

子どもだけに焦点を当てるのではなく、自らの畑での経験も交えて、”大学生と地域の人がつながれる場を作る”という広い視点でイベントを開催するように変えていきました。

 

工夫としては、つるっ子プロジェクトのメンバーそれぞれの持つニーズや想いは異なると思っているので、それを少しずつではありますが、夕飯の前後に実践しています。

例えば、読み聞かせのサークルをしている学生が読み聞かせを披露したり、将来先生になりたい学生が子供に勉強を教えてあげたり。

いろんな人が関わっているということは、多様な場が生まれるということにも繋がるんだな、と日々実感しています。

 

ニノ
ニノ

詳しく教えていただき、ありがとうございました。

とても勉強になります!

最後になりますが、清水さんやつるっ子プロジェクトの今後の展望を教えてください。

 

卒業後も「ただいま」って帰れる場所があること

清水
清水

これは私個人の願望でもあるのですが、もしつる食堂がこの先も続いていたら、また自分が都留に帰ってきた際に「ただいま」って安心して帰ってこれる場所(居場所)になるんじゃないかなって思います。

もちろんそうなったら私は嬉しいけど、継続することがメンバーの負担にはなってほしくはないですね。

 

ニノ
ニノ

普通だったら卒業して何年か経ってしまったら、その土地に知っている人もいなくなってしまうので帰りづらいと思います。

しかし、つる食堂で出会った地域の人にまた活動の時に再会できたり、気軽に夕ご飯を食べに帰れる場があったら、そこはきっと清水さんにとっての「居場所」であり続けますね。

つる食堂を存続させるためにも、もっとこんなことに取り組んでいきたいなどの想いもあったら、それも聞かせて欲しいです。

 

清水
清水

そうですね、今後は運営面で地域の方などをもっと巻き込んでいきたいですね。

大学生側でも地域の人でも誰でも挑戦できる場に、このつる食堂がなったら嬉しいですし、学生は入れ替わってもその土地に住む地域の方がサポートしてくれたら、引き継ぎや工夫もしやすいんじゃないかなって思うんです。

何よりも、「したいこと」をみんなで実現できるのは素晴らしいことですし、何気ない夕飯と一緒にそれが達成できたら運営する側もやりがいを感じるのではないかと考えています。

 

ニノ
ニノ

ありがとうございました。

以上、子どもから大人まで地域の人が集まれるみんなの居場所「つる食堂」代表清水綾子 (しみずあやこ)さんでした。

いろいろな地域の方に支えられながら、メンバーの想いも大切にしようと奮闘する清水さんの姿を見て、僕もできること頑張りたいなって勇気をもらいました。

これからのご活動も、応援しています!

 

つるっ子プロジェクトは、一緒に活動してくれるメンバーを随時募集しているようです。

清水さんの話を「もっと話を聞きたい!」という人や、つるっ子プロジェクトのことを「応援したい!」という人は、ぜひ下記のURLからチェックしてみてくださいね。

次回のろるも学生もお楽しみに〜♪

清水綾子 (しみずあやこ
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ABOUT ME
ニノ
ニノ
学生向けWebメディア「ススメ」の専属ライターです。学生の一歩を応援するべく、「輝く!ろるも学生インタビュー企画」で全国を飛び回っています。Twitter(@gakusei_ssm555 )もやっているので、よかったらフォローしてください!