こんにちは!
ススメライターの依田(https://www.facebook.com/yurika.yods?fref=ts)です。
これまで「日本」という私たちの国について色々な角度から見つめなおしてきました。
3月から留学先で新しい学期が始まり、またあらためて日本という国について考えさせられる時間がありました。
今回はまた新たな視点で「日本」を見つめなおしていきたいと思います。
予想以上に自分の意見を言わない日本人
私の寮はほとんどの学生が2人で住んでいます。
そこでよくあることは、ルームメイトとの性格、生活習慣の不一致です。
先週その理由で部屋を変えたいという日本人の友達と、そのルームメイトとの間にたち通訳をしました。
通訳をしているうちに、ルームメイトの子が怒り始めました。
今になってごちゃごちゃ不満を言い出すのがずるいということです。
日本人の子は、普段の生活で意見を言うことをかなり遠慮をしていたみたいで、ルームメイトの子は「あなたそんなことを思っていたの!?」と心底驚いていたようでした。
あまりにも自分の意見を言わないから、ルームメイトは日本人が部屋を変えたいと悩んでいるほどストレスを抱えていると思っていなかったようです。
日本人は自分の意見をできるだけ言わないように、余計なもめごとはおこさないようにと自分を抑え込む癖があります。
私は日本では「オブラートを持ってないよね」と言われますが、そんな私でも来たばかりのころは何を考えているかわからない、自分の意見を言わなすぎると言われました。
やはり、このままでは日本人は海外で損をすると思います。
実際にこの日本人は大きなストレスを抱えるほど悩んでいました。
話せる言語が少ない
ここにきて思ったのは、日本人の話せる言語は少なすぎるということです。
これは日本における教育、日本という環境に原因があるので仕方がないとは思いますが、やはりここは早急に変えていくべきです。
特に欧米人は2か国語、3か国語話せる場合がほとんどです。
日本という社会は、日本語だけができるだけで十分に生活ができる社会になっています。
しかし、世界の比較的規模の小さい国の人々は自分の国の言語だけでは就職の機会を広げられないため、何か国語も勉強します。
中国で本当に様々な国の学生に出会いました。
どの国の人も「日本」が物価や給料が高く、魅力が多い国だということが知っています。
そして、多くの人が口にするのは「私の国では日本語を勉強している人が多いのよ」「私の国では日本語を勉強するのが人気なの」です。
このような数か国語を話せる人が日本にやってくるのです。
このまま「グローバル化」を口にだけしているうちでは、日本は本当に世界の荒波にもまれて負けてしまうな、と私は本当に危惧しています。
以上、「日本」という国を見直してみました。
これからもまた気づきがあれば記事にしていきたいと思っていますので、お楽しみにしておいてください!