FacebookでもTwitterでもユーザーを悩ませている悪質なスパム。
しかし最近ではそこにつけこんだ巧妙な手口が存在するのをご存知ですか…?
今回はTwitterで流れる極めて悪質な「スパム対策を語ったスパム」をご紹介します。
そもそもスパムってなに
スパム (spam) とは受信者の意向を無視して、無差別かつ大量に一括して送信される、電子メールを主としたメッセージのことである。
インターネット上での電子メール利用者の元に届く、事前に許可していない広告メールをスパムと呼んでおり、また、これはあまりに普遍的な現象や問題であるため、技術用語としても通ずる。電子メール以外の無差別かつ大量のメッセージの送信なども含まれることがある。
*出典:wikipedia 『スパム(メール)』
このように、これまでは電子メール経由で届く多かったスパム。
近頃ではSNSの広がりに伴ってFacebookやTwitterでも迷惑なスパムが増えてきました。
スパム被害を利用した悪質なスパムにご注意を!
Twitterで次のようなツイートが流れるのを最近見たことはないでしょうか。
「広告が自動的にRTされている方へ」、「最近へんな投稿がタイムラインに流れてウザいので対策アプリを作りました」というようにあたかもスパム問題を解決できるかのような文句で流れているこのツイート。
アイコンがTwitterのロゴということもあり、信頼してしまっている人が多いようです。
ツイートにはURLが貼られており、このリンクをクリックすると次のように誘導されます。
アプリを連携して、「これで一安心…」と思いきやこの認証によって、RTがなくなるどころか更に悪質な広告がRTされるようになってしまいます。
また、RTされるだけならともかく、最悪の場合乗っ取られて殺人予告など極めて悪質なツイートをされてしまう場合もあるのでくれぐれもアプリ連携をしないよう注意してくださいね。
万が一アプリ連携をしてしまったら
アプリ連携をしてしまっても、解除することができるのでご安心ください。
解除方法は、以下の通りです。
・まずパソコンからTwitterを開きます。
・次に画面右上にあるアイコン画像をクリックすると「設定」というボタンが表示されます。
・「設定」ボタンをクリックすると「ユーザー情報」が表示されます。
・左下に「アプリ連携」という項目が表示されるのでクリックします。
・現在連携しているアプリが表示されます。
・各連携アプリの右側にある「許可を取り消す」をクリックすれば無事解除されます。
弱みにつけこんだ巧妙な手口。
みなさんもご注意ください。