社会人だけではなく、人として基本である「時間を守る」ということ。
ただ実際は注意をしていても遅れることが多いですよね。
友人との待ち合わせにレポートの提出、期限内にタスクを終わらせるなどなど…
「これまで一度も時間を守らなかったことはない!」という学生はほぼいないのではないでしょうか。。
しかし社会人になってからではそうはいきません。
学生の間は許されていたかもしれませんが、社会人にとって時間・約束を守らないということは信頼を失うことに繋がります。
自分一人が1分2分というわずかな時間さえ守らなかっただけで会社全体が大きな損失を受けることもあります。
では学生のうちは守れなくても社会人になった瞬間に時間を守れるものでしょうか?
習慣はすぐに変えることはできません。
学生のうちからどんなに些細なことでも時間を守るようにして社会人になる準備をしましょう。
スケジュールを15分前に設定する
例えば12時に待ち合わせをしているとします。
その予定を手帳やスケジュール管理アプリにそのまま『12時に待ち合わせ』と書いていませんか?
そうするとちょっとした出来事で時間が遅れてしまうと、もう間に合わなくなります。
そこでオススメなのが、予定を15分前に設定することです。
上記のように12時に待ち合わせをしているときには、『11時45分に待ち合わせ』と設定します。
そうしておけば出発前にトイレに行きたい…といった些細な出来事に対処することができるはず。
スケジュールの間隔は必ず10分は空ける
予定を積み込みすぎて、すきまなくびっしり!なんてことはありませんか?
そうすると、前の予定が数分でも長引いてしまうだけでその後の予定が全てずれてしまいます。
そこで実践したいのが予定と予定の間に空白の時間を10分入れることです。
(*電車や徒歩の移動時間は予定の一つなので、空白の時間とは本当に何もない時間のことです)
そうすれば不慮の事態にも対応することができますね。
もし10分どころではなく大幅に遅れそうな場合はその後の予定を相手に伝えて早々に切り上げてもらいましょう。
どうしても遅れる場合は必ずいつ頃到着するか連絡する
自分がいくら気をつけても、人身事故や信号トラブルといった電車の事故は避けようがありません。
また気をつけてはいたけど遅れてしまう…といった場合だって考えられます。
そういった場合はすぐに相手に「◯◯の事情でどれくらい遅れそうかを」連絡しましょう。
相手が一番感じているのは時間通りに来ないことではなく、いつ来るのか分からないストレスです。
もし相手から連絡が入り、遅れるけれどいつまでには到着する、という連絡が入ればストレスをあまり感じずに待つことができますよね。
連絡が一つあるかないかだけで大きく変わります。
ですので、もし自分が遅れそうな場合には「どうしよう遅れる…」と悩むのではなく、いち早く相手に連絡をするように心がけましょう。
学生と社会人の違いのひとつは「権利か責任なのか」ということです。
学生は学費を払って大学に通っているため、課題を出さないことで退学になるということはありません。
それは学生がお金を払っている立場だからです。
勉強は責任ではなく、権利です。
しかし社会人は労働をすることで給料をもらっています。
自分がお金をもらう側であるため、そこには働くという責任が生じます。
社会人になってから時間は守ればいいやと考えるのではなく、習慣にするために今日から取り組むことをおすすめします。