東洋大学がまたユニークな通学方式を立ち上げました。
それは大学生が、
昼間は大学の職員として働きお金を稼ぎ、夜間は大学生として授業を受ける。というものです。
東洋大学(文京区白山/学長・竹村牧男)は、 2014年度入試より「働きながら学びたい人」の
ための「独立自活」支援推薦入試を設置いたします。——————————————-
■「独立自活」支援推薦入試とは
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本学では、意欲のある人が一人でも多く学びの場を持つことができるよう、学費をおさえた
イブニングコース(第2部)を設置し、他大学が第2部を縮小していく状況においても、その拡大・
維持に努めてきました。
このたびスタートする「独立自活」支援推薦入試は、イブニングコースを第一志望とする受験生で、
在学中に白山キャンパス内の大学事務局などで働きながら学ぶことを前提とした入試制度です。
【東洋大学】大学事務局で働きながらで学ぶイブニングコース「独立自活」支援推薦入試 2014年度より新設(PR TIMESより)
なかなかおもしろい方式ですよね。
これまででも東洋大学ではイブニングコース、
大学生が昼は働きながら、夜間で大学生として通常通り授業を受け、
大学を卒業できる仕組みをとっていました。
今回はそのイブニングコースの学生が
昼に働く職場が大学になるということです。
フルタイム型だと年間180万円稼ぎなら大学に通える
大学で働きながら勉強をする学生には、2種類の働き方があります。
①フルタイム型 : 週5日(月~金) 9:00~17:00の勤務。
年収180万円程度。
②パートタイム型 : 1週間の勤務は、原則として週5日以内とし、
実働1日7時間以内、週35時間以内の勤務。
時給900円。年収103万円以内。
これに加えて奨学金の貸与もあるので、
学生は親の支援にはほぼ頼ることなく、大学に通うことができます。
(学費は年間260万程度)
ただし4年間継続勤務が条件
ですが、この制度、もし僕ならあまり選びたくはありません。
なぜなら、
原則として4年間継続での勤務が求められるからです。
4年間継続で、いやだなあと思うのは主に2点あります。
・事務仕事を同じ職場で4年間続ける
・1日約12時間、大学にいる
大学の事務局での仕事ということは事務仕事ですよね。
多分飽きます。同じ職場で4年はきついですね。
その上、昼も学校、夜も学校。
多分飽きます。
僕は飽き症で、しかも事務仕事は苦手なので、なおさらですが。
それでも仕事をしたことのない高校生が、
4年間同じ職場、しかもやめられない職場で働くというのは、
あまりいい環境ではないように思えます。
これは高校生への提言になりますが、
単純な視点ではなく、いろいろな角度から入る大学、制度を選び、
後悔しない大学生活を送ってくださいね!