部活やサークル、飲み会、または普段の生活費など、大学生活には何かとお金が必要になってきます。
特に使い道は決まっていないけど少しでもたくさんお金がほしい、または時間をなるべく有効的に使いたいと考えている人もいるかもしれません。
こんな時に考えるのが「アルバイトの掛け持ち」です。
今回は、大学生におすすめの掛け持ちバイトを紹介します。これからバイトを掛け持ちしたいと考えているかたは参考にしてみてください。
Contents
短期バイト
掛け持ちバイトの定番と言っても良いのが、短期バイトです。
そのメリットとしては以下のようなことが言えます。
- 人間関係に悩まされることが少ない
- 給料が高く、すぐにもらえる
- 新しいことに毎回チャレンジできる
ここからは、短期バイトにはどんな職種があるか、具体的に紹介していきます。
イベントスタッフ
コンサートやスポーツの試合などのイベントを手伝うアルバイトです。
イベントスタッフのメリットは以下の通り。
- 「高時給+長時間」な場合が多く、1日でたくさん稼げる
- 普段は見れないイベントの裏側を知ることができる
- 運が良ければコンサートがタダで見れるかもしれない
時給は1,000円を超える場合が多く、また朝から夜まで働くことも多いので短期間でガッツリ稼ぎたいと考えている大学生におすすめです。
また力仕事になることもあるので、体力に自信のある大学生にはぴったりと言えるでしょう。
引越し
男子大学生を中心として人気の短期バイトが、引越しの手伝いです。
そのメリットは以下の点です。
- 時給が高い
- 日給で給料をもらえる
- 痩せる、筋肉がつく
重労働ではありますが、お金を稼ぎながら体力をつけたい大学生にはおすすめのアルバイトとも言えます。
リゾートバイト
長期休暇を利用して、温泉やスキー場などのリゾート地に住み込んで働くのが、リゾートバイトになります。
仕事内容は施設によるものがありますが、基本的には施設の掃除、食事の配膳などの接客がメインです。
そのメリットをまとめると、以下のようになります。
- 住み込みで働くため、効率よくたくさん稼ぐことができる
- 常にバイト仲間と一緒なので、友だちができやすい
- 温泉やスキーなど、リゾート地ならではの体験ができる
休みの期間を利用してお金を稼ぎながら、思い出もちゃんと作りたいと考えている大学生にはおすすめのアルバイトであると言えますね。
ただし、3ヶ月〜半年単位になるリゾートバイトも中にはあるので、情報をしっかりチェックしてから決めることをおすすめします。
家庭教師
大学生といえばこれと言う人も多いのが、家庭教師のアルバイトです。
自分の能力によって思わぬ高時給を得ることができるかもしれないので、気になるかたは要チェック。
家庭教師アルバイトのメリットは以下の通りです。
- 他のアルバイトと比べても高時給
- 休みの融通をきかせやすい
- 生徒と一対一のことが多く、やりがいがある
「1回2時間で、1週間に1回だけ」のような働き方になることも多く、他のアルバイトと掛け持つには家庭教師はおすすめです。
やりがいの分だけ責任もあるアルバイトにはなりますが、生徒の成績が伸びたときの喜びはひとしおでしょう。
試験監督
資格などの試験の際に、会場の準備や試験中の見回り、トイレへの誘導をするアルバイトです。
試験監督アルバイトのメリットは以下の通り。
- 単発で入ることができる
- 他のアルバイトと比べると高時給
- 体力的に楽
ほとんどやることがない場合も多く、逆に暇すぎるくらいのアルバイトだと言えるでしょう。
何もしないことが苦痛という方にはもしかすると向いていないかもしれませんね。
クラウドソーシング
最近なにかと話題になることも多い、クラウドソーシングですが、実は大学生が掛け持ちで働くこともできるのです。
クラウドソーシングを使うことで得られるメリットは以下の通り。
- 面接なしに仕事を受けることができる
- 「いつでも、どこでも」仕事ができる
- 自分のやりたい仕事を選べる
「アルバイトをしたいけど面接に行くのが億劫」「バイト先に行くまでの時間がもったいない」と考えているかたにはおすすめの手段と言えるでしょう。
ここからは、クラウドソーシングの中で大学生におすすめの職種を紹介していきます。
ライター
クライアントさんが求める内容の記事を書くことによって、報酬を得るのがライターという職種です。
グルメや旅行、音楽、スポーツなど、そのジャンルは様々で、もともと知識があったり興味があったりする分野を選んで記事を書くこともできます。
そんなライターには以下のようなメリットがあります。
- 自分の実力が上がれば報酬も上がる
- 自分の知識を仕事に活かすことができる
- キーボードのタイピングが速くなる
最初は報酬が低くても、力がついてくると徐々にお金もついてくるものです。
時給制ではない働き方をしてみたいという大学生にもライターはおすすめでしょう。
事務作業(タスク)
指定された情報をまとめたり、音声を文字に起こしたりするような事務作業も大学生にはおすすめです。
そのメリットとしては以下の通り。
- 体力的に楽
- スピードが上がれば報酬も上がる
- 特殊なスキルが必要ないことが多い
単純作業になるので、長文でまとめるなどの仕事が苦手な人でもやることができます。
逆に、単純作業が苦痛だけどクラウドソーシングをしてみたいかたは、ライターからはじめてみましょう。
深夜バイト
掛け持ちバイトをするために、深夜アルバイトをするという大学生は少なくありません。
睡眠時間を削る必要はあるかもしれませんが、以下のようなメリットを得ることもできます。
- 日中よりも時給が高いことが多い
- 昼の時間を有効活用することができる
- 人が少ないことが多く、比較的のびのびと働くこともできる
そんな深夜バイトにはどんな職種があるのか、以下で具体的に紹介していきます。
コンビニ
深夜バイトの代表格といってもよいのが、コンビニバイトです。実際にやっている大学生のかたも多いのではないでしょうか。
そんなコンビニバイトのメリットは以下の通りです。
- マニュアルがあるので初心者でも働きやすい
- シフトが自由なことが多い
- 接客の能力が身につく
未経験であっても働きやすく、深夜なのでシフトの融通が効きやすいのがコンビニバイトのメリットでしょう。
様々な年齢のかたに対応できるようになるのも、よい点の一つです。
居酒屋
居酒屋も深夜バイトとして働いている大学生が多い職種です。
もしすでに働いている友だちがいるのであれば一度バイトについて聞いてみることをおすすめしますが、まとめると以下のようになります。
- まかないがつく
- お酒に詳しくなることができる
- 同年代のバイトが多く、友だちができやすい
実家を離れて一人ぐらしをしている大学生にとって、まかないがつくのは大きなメリットになるでしょう。
また、友だちと飲みに行ったときなどにお酒の種類をサラッと言えるようになるのも、居酒屋バイトならではのポイントです。
警備員
工事現場で交通整理を行ったりする警備員も、掛け持ちをするにはおすすめのアルバイトになります。
メリットは以下の通りになります。
- シフトを自由に調整できる
- 日払いや週払いですぐに給料がもらえる
- 残業がほとんどない
現場作業は作業の時間がきっちり決まっている場合が多く、それに合わせて警備員も時間通りに仕事を終えることができます。
手っ取り早くお金がほしいときにもおすすめのバイトと言えるでしょう。
注意すべきポイント
さて、ここまで様々な掛け持ちバイトを紹介してきましたが、アルバイトを掛け持ちする際に注意すべきポイントがあります。
それは税金に関することです。
アルバイトであっても税金を支払う必要があります。ただし扶養の範囲内で働いているのであれば、一年の収入が103万円以下に収まっている限り所得税を支払う必要はありません。
しかし、掛け持ちバイトをして一年間の所得が合計103万円を超えると、確定申告が必要になってきます。
全収入が103万円を超えると親に対して、130万円を超えると自分に対して税金がかかるのです。
全てのアルバイトの総収入に気をつけつつ、掛け持ちバイトをしていきましょう。
まとめ
おすすめの掛け持ちバイトを紹介しました。
つい収入だけに目が行きがちになりますが、メリットをよく比べたうえで自分にあった働き方ができるアルバイトを選ぶ必要があります。
また、源泉徴収や年末調整、確定申告の必要性にも気を配っていきたいものです。
アルバイトを増やしてからのことをよく考えて、掛け持ちバイトをしていきましょう。