多くの学生団体では広報としてTwitter,Facebook,Google+を活用していると思います。
ですが、広報は自己満で終わってはいけません。
自分たちが届けたい情報がキチンと学生に届いているかを把握しておかなければなりません。
そこで今回はアメリカで発表された若者がなびくSNSと離れ行くSNSのデータをご紹介します。
※参考『若者がなびくSNSと離れいくSNS』
このデータは先述の通りアメリカ国内の統計ですので、日本の若者にそのまま当てはまるわけではありません。
しかしそれほど大きな違いがあるとは考えられないため、比較的近い状況ではないでしょうか。
以下、データの詳細について紹介したいと思います。
年々増加している若者のSNS利用率
携帯電話からスマートフォンへの転向により若者のの間でのSNS普及率は年々増加しています。
2013年は62%だったSNS利用率が2014年には67%、そして今年に入ってからは73%と着実に増加しています。
これはあくまでSNS全般における利用率ですので、これだけではまだどのSNSの利用率が高いのかは分かりません。
そこで次は実際にどのSNSが特に若者の利用率が高いのかを見ていきましょう。
Twitter、Facebook、Google+の利用率は下降している
調査を行ったのは12歳から24歳の若者約2000人。
これだけ見ると「なーんだ、FacebookにTwitterも高いじゃないか。」と思われるかもしれません。
しかし重要なのは前年度との比較です。
2014年度と比べたTwitter、Facebook、Google+の利用率を見てみましょう。
・Twitter(36%→32%)
・Facebook(80%→74%)
・Google+(34%→26%)
このように主要3大SNSの若者の利用率がどれも低下していることが分かります。
ちなみに2013年度と2014年度の比較では、どれも変化なしあるいは増加というように減少しているものはありません。
若者が利用し始めているSNSとは
それでは反対に若者の利用率が増加しているSNSとは一体なんなのでしょうか。
これまでの主要3大SNSの利用率が減少している中で、増加が目立ったのがInstagram(53%→59%)とSnapchat(45%→57%)の二つです。
特にSnapchatの伸び幅は顕著ですね。
もちろんあくまでアメリカ国内での統計であり、日本ではLINEが急速な広がりを見せているなど全てが一致するわけではありません。
また、これまでの主要なSNSの利用率が減少しているとはいえ、依然としてFacebookは74%という驚異的な利用率を誇っています。
しかしこういった若者のSNSの利用率を変動を把握することは広報をしていくうえでとても重要な視点です。
どういったSNS媒体を取り扱うか、によって広報の力は大きく変わります。
既存の媒体だけでなく、他のSNS媒体にも目がいくように、情報収集する癖は付けておきましょう!